第2話、気圧と自律神経の関係とは?

母「あいたたた・・・」

 

健「母さん、どうしたの?」

 

母「いや、天気が悪いせいか、頭痛と腰が痛くてね」

 

健「そうか、台風が近づいてきてるもんね」

 

母「そうなのよ、気圧が乱れると不調が強くなるのよね」

 

健「辛いね・・・俺は逆にちょっと元気になるよ」

 

母「え、あんたちょっとおかしいんじゃない?」

 

健「失礼だな!・・・でも、なんでそういう違いがあるんだろうね?」

 

康「こんにちは!」

 

母「あ、康君、いらっしゃい」

 

健「おお、康君!丁度聞きたいことがあったんだ!」

 

康「おばさん、こんにちは。健、どうしたんだ?」

 

健「うん、母さんが気圧が乱れると痛みが出るんだって。それに対して、俺はちょっと元気になるんだよね。この差はなんで起きるのかな、って」

 

康「気圧の話は最近よく耳にするな。出たりでなかったりで、人によって差があるから理解されにくい部分でもあるな」

 

健「なんで人によって変わるの?」

 

康「簡単に言うと、自律神経が乱れたときに、そのふり幅の余裕があるかどうかだ」

 

健「どういうこと?」

 

康「気圧の乱れは、自律神経の乱れと連動するんだ」

 

健「うん、なんとなく聞いたことある」

 

康「では、その自律神経の乱れって何だと思う?」

 

健「?自律神経が乱れるんでしょ?」

 

康「自律神経は前回教えた通り、交感神経と副交感神経がある。乱れるっていうのはどうなることだ?」

 

健「えーっと・・・自律神経が乱れるってなんだろ?」

 

康「そう、自律神経が乱れる、というのは凄くわかりにくいんだよな。巷の『自律神経に効く!』みたいなのも同じだけど、どちらに効くのかが明記されてないので、対策を間違えやすい」

 

健「で、気圧の乱れは自律神経をどうやって乱すの?」

 

康「気圧が乱れると、自律神経では交感神経が高ぶるんだ」

 

健「交感神経って、戦いとか楽しい時とか、興奮した時に働く神経だよね」

 

康「そうそう、スポーツ中とか、喧嘩中とか、いろんな時に働くな」

 

健「今のストレス社会では交感神経が働き過ぎだ!とも言うよね」

 

康「そう、その交感神経が高ぶってしまう。まあ、いいかえれば、すごいストレスがかかるわけだ」

 

健「イライラするってこと?」

 

康「まあ、気圧が乱れるとイライラする人も多いな。要するにイライラする、というのも交感神経が高ぶって出る反応なわけだ」

 

健「なんで気圧が乱れると交感神経が高ぶるの?」

 

康「そういう機能が体の中、特に耳の方にあるんだ。気圧の乱れに対応して、身体の中の内圧が変わると、そこに刺激が入り、交感神経の働きを強くする」

 

健「なんで交感神経を刺激するの?」

 

康「これは東洋医学での説明だが・・・自律神経というのは、当たり前だが、人間だけじゃなく、動物にもあるよな」

 

健「うん、当たり前だね」

 

康「俺たち人間は動物から今、こうして人間になっているわけだ」

 

健「うん、まあ、確かにそうだね」

 

康「気圧が乱れる時ってどんな時だと思う?」

 

健「良く聞くのが台風とか悪い天気だよね」

 

康「そう、そういう時だ。例えば、健が外にいて、雨が降ってきた時ってどうなる?」

 

健「ヤバイ、急いで濡れない所に避難しないと!って思うかな」

 

康「そう、そういう機能なんだ」

 

健「・・・は?康君、何言ってるの?」

 

康「野生動物も、天気が悪くなると、濡れて、体温が下がって、下手すれば命の危機になる」

 

健「うん、まあ、はい」

 

康「だから、雨が降ったり、気温が下がったり、台風が来る、というのは命の危機なんだ」

 

健「まあ、身体が冷えると免疫力も落ちるもんね」

 

康「そうそう、だから、とりあえずはその濡れたりしそうな環境から逃げないといけない。その時に重要なのが、身体を交感神経モードにすることだ」

 

健「体を興奮させるってこと?」

 

康「そう、いつでも走れる、逃げられるような状態にな。その為に、気圧が乱れると交感神経のスイッチが入る、と言われているんだ」

 

健「なるほど・・・気圧が乱れた!いつでも逃げられる準備をしよう!って身体になるんだね」

 

康「簡単に言うとそういうこと。そして、その交感神経のスイッチは入った時に、人によって、身体に出る反応が変わる」

 

母「なんで私は痛みが出るの?」

 

康「おばさんは家事が多いから、反り腰でストレートネックだからね。それで負担のかかるところに痛みが出てる感じかな」

 

母「なるほど、普段から肩こりと腰の重い感じはあるものね」

 

康「後は色々と忙しいみたいだから、普段から交感神経が高ぶってるんだろうね。すでに高ぶってる交感神経が余計に高ぶると、自律神経の症状として出るんだ」

 

母「なるほどね。じゃあ、どうしたらよいの?」

 

康「一番は体を良くすること。勿論、自律神経もね。その方法は色々とあるけど、整体に行くのが手っ取り早いかな」

 

母「ありがとう、ちょっと考えてみるわ」

 

健「じゃあ、俺がちょっと元気になるのは?」

 

康「交感神経が高ぶるからだ」

 

母「え、私と同じなのになんで不調は出ないの?」

 

康「健康だからだね。交感神経は最近悪者にされてるけど、勇気を出したり、元気を出したりするときには必要な自律神経なんだ。健は元気だから、交感神経が高ぶると、良い面ばっかり出るんだね」

 

健「なるほどね・・・ちなみに康君はどんな反応が出る?」

 

康「俺は何も変わらないな。健の場合は普段からちょっと副交感神経が強いから少し興奮して元気になるのかもな」

 

健「なるほどね~。ありがとう、康君!今回のをまとめると」


 

・気圧が乱れると交感神経の働きが強くなる

 

・交感神経が高ぶると、元々悪い所に症状が出る

 

・気圧の乱れに強くなるには健康になるのが一番

 

・人によっては元気になることも!?

 

・自律神経の問題なので気圧に強くなるのは無理

 

・乱れても大丈夫なくらいの自律神経を作る

 


健「っていう感じなのかな」

 

康「そうそう。気圧に対してはどうしようもない!って考える人もいるけど、症状の無い人もいるから、ちゃんと対応すれば大丈夫なんだ」

 

健「対処法は?」

 

康「自律神経を意識するっていうよりかは、単純に健康になれば良い。姿勢、休息をしっかりととることだな」

 

健「それ以外は?」

 

康「意外と重要なのが水分摂取。気圧が乱れると涼しくなるけど、ちゃんと水分は摂ること。」

 

健「そうなんだね・・・ありがとう!勉強になったよ!」

 

康「それは良かった!もし良い記事だと思ったら、下記から共有してもらえると嬉しいです!」

住所

 〒276-0023

 千葉県八千代市勝田台1丁目24-7  中条ビル202号室

 

電話

 070-9010-6258 

メール

 nio.seitai@gmail.com

 

LINE


志津、ユーカリ、大和田、勝田台、佐倉、千葉、八千代、小学生の整体、中学生の整体、高校生の整体、高齢者の整体、姿勢改善、骨盤矯正、背骨調整、マッサージ、整体、カイロプラクティック、腸揉み、姿勢矯正、DRT、ダブルハンドリコイルテクニック、自律神経、自律神経失調症、不定愁訴、体調不良、頭痛、不調、不眠、火照り、めまい、耳鳴り、耳のつまり感、起立性障害、息苦しさ、呼吸のしにくさ、朝の不調、高血圧、低血圧、頻脈、眠気、冷え、眼精疲労、痛み、痺れ、麻痺、固さ、痙攣、吊りやすい、胃もたれ、逆流性胃腸炎、下痢、便秘、吐き気不登校、発達障害、うつ病、統合失調症、認知症、アルツハイマー、ASD、ADHD、首の懲り、肩こり、腰痛、痛み、手足の痺れ、膝の痛み、頚椎ヘルニア、腰椎ヘルニア、脊柱管側索硬化症、腰椎すべり症、腰椎分離症、腰椎分離症、五十肩、ぎっくり腰、寝違え、変形性膝関節症、鵞足炎、シンスプリント生理痛、頻尿、ED、勃起不全、温度関係なく火照り、寒気、発汗、情緒不安定、抑うつ、イライラ、不安感、朝や休日の倦怠感、極度の緊張、ドキドキ、不眠、動悸、気象病、寝ても眠い、疲れが取れない、アトピー、湿疹、三叉(顔面)神経痛、顔面神経麻痺、坐骨神経痛、足の巻き爪、足の親指先、小指先の痛み、外反母趾、内反小指、セミの声が聞こえない、瞼が上がらない、メニエール病、転んだあとの身体の痛み、手が氷みたいに冷える、足の裏が火照る、ばね指、テニス・ゴルフ・野球肘、顎関節症、マスクでの顎の痛み、動いたときの関節の音、起立性低血圧、アレルギー、花粉症、水虫