本当の姿勢矯正を知らないと一生損します

姿勢矯正が広く使われるようになってきましたが、

姿勢矯正の意味がお店と患者さんの中で、

効果が上手くかみ合っていないことも増えてきています。

 

お店側としては

「この治療を行うと

(終わった直後は)

姿勢が綺麗になりますよ!」

 

なのですが、患者さんからすると

「この治療を行うと

(今後何もしなくても)

姿勢が綺麗になるんですね!」

 

とかみ合っていないことが多いです。

これに関しては、多くの広告が悪いですね。

「姿勢(骨盤)矯正で綺麗に健康になりませんか!?」

とみれば、どんな方でも一回で良いと思うのでしょう。

 

しかし、実際にはお店側が言う姿勢矯正とは、

反り腰、猫背、平背、巻き肩、ストレートネックなど、

骨の歪みを矯正することが殆どです。

 

なので、終わった直後起き上がると、

綺麗な姿勢になれるのですが、

しばらくすると以前の悪い姿勢の癖が出るので、

直ぐに姿勢が戻ってしまうのです。

 

そこで

「回数を重ねないと無理ですよ」

と言われることも多いのですが、

そもそも良い姿勢を習っていないので、

一生通い続ける必要になります。

 

では、本当の姿勢矯正とは?

それは、姿勢指導がありきの姿勢矯正です。

 

むしろ、骨の歪みを取ることよりも、

良い姿勢を取る方法を知る方が、

本当の意味での姿勢矯正になるのです。

 

しかし、ここで難しいのが本当の姿勢というのが歪んできているところ。

 

例えば、整体院に通って

「胸を張って!お、姿勢が良くなってきましたね!」

と言われることがあっても、

症状が消えてないことがありますよね。

 

何故そうなるのか。

理由は凄く簡単で、その姿勢が間違っているからです。

 

昨今、良い姿勢と言われるものは、

飽くまでも「綺麗に見える」姿勢です。

 

「健康な姿勢」と「綺麗に見える姿勢」は別もので、

姿勢矯正に通って健康になれない方の場合、

後者の「綺麗に見える姿勢」を

一生懸命目指しているから、身体が良くなりません。

 

イメージしやすく言うと、

「健康な姿勢」は

野球やサッカーなど、一流のスポーツ選手です。

「綺麗に見える姿勢」は

モデルの方々や、バレエの選手です。

 

一流のスポーツ選手はケガも少なく、

パフォーマンスも高く、素晴らしい動きをしますよね。

 

モデルの方々や、バレエ、体操選手の場合、

運動のパフォーマンスよりも、所作を綺麗に見せることが求められるので、

仮に健康だとしても、関係のないところで健康促進しているはずです。

 

大切なのは、どちらを求めているか、ですね。

不健康でもキレイな姿勢になりたいのか、

一般的な感覚とずれた健康な姿勢を取るか、です。

目次

1.姿勢矯正とは?

1-①骨を調整する

1-②筋肉を調整する

1-③筋力をつける

 

2.自分でやると歪む理由

2-①指標が無い

2-②間違えたトレーニングをする

2-③正解が分からない

 

3.健康な姿勢と綺麗な姿勢の違い

3-①首

3-②背中

3-③腰

 

4.総括

 

5.関連リンク

1.姿勢矯正とは?

そもそも、姿勢矯正とはなんでしょうか?

整体での姿勢矯正は、飽くまでも

「良い姿勢を取る土台を整える」

だけです。

 

実際に良い姿勢を取るには、

あとは本人の努力と気づきが必要になります。

 

整体院で姿勢矯正する一番のメリットは、

土台を整えたうえで、良い姿勢を取るために、

必要な要素を教えてもらえるところです。

 

逆に、良い姿勢を取るための要素を教えてもらえない場合は、

姿勢矯正の効果は半分以下だと思ってください。

 

①骨を調整する

まず、姿勢矯正において最も重要なのは、

背骨や骨盤の形です。

 

肩や膝、股関節などを気にする方がいるのですが、

それらは背骨と骨盤をちゃんとすれば勝手についてきます。

 

なので、整体院では背骨と骨盤を矯正するわけです。

稀に手足から調整するところもありますが、

本当にそれで調整出来ているのはほんの数%です。

 

基本的には、骨盤と背骨を矯正するところがお勧めです。

②筋肉を調整する

次に大切なのが、筋肉です。

筋肉はゴムのような、バンドのようなものだと思ってください。

 

悪い姿勢が長い場合、筋肉が固まっているので、

一生懸命良い姿勢を取ろうとしても、

バンドのような筋肉が悪い姿勢に引っ張ります。

 

そのため、背骨、骨盤と共に、筋肉を緩める必要があります。

骨をバキボキ、とやるだけでは、基本的に筋肉は緩みません。

だから、筋肉を緩める必要があるんですね。

 

ただし、本物のカイロプラクティックや、

上部頚椎の調整や、DRTのように、

自然治癒力を高める手技の場合、筋肉のマッサージは要りません。

身体が勝手に緩める作用をもっているからですね。

 

ただし、カイロプラクティックでも、歪んだ一か所を調整など、

ずれている所を一つだけ調整、などでは残念ながら緩むことはありません。

③筋力をつける

一番言われるのがこれですね。

昨今、ジムなどでも筋トレして姿勢を良くしましょう、というのが言われてます。

 

しかし、これまた残念ながら、ジムでの筋トレでは、

良い姿勢を保つための筋力が付くことはありません。

 

良い姿勢を保つには、持続力の高い筋肉をつける必要があります。

その筋肉は、筋トレで付くような大きい筋肉ではなく、

ウォーキングや良い姿勢など、小さく細くしなやかな筋肉です。

 

なので、ジムでいくら重い重量を挙げても無駄です。

普段から良い姿勢を気を付けることでしか、

姿勢に必要な筋肉はつかないのです。

2.自分でやると歪む理由

良い姿勢を取るために、自己流でする方が居ます。

これが、最悪です。

 

殆どの場合、自己流でやるからこそ、色々と複雑になります。

良い姿勢は人によって異なる、と言われることもありますが、

残念ながらそんなことはなく、ほぼ一つだけです。

 

その為、良い姿勢に自己流なんてものはありません。

耳、肩、股関節、くるぶしが一直線になる姿勢を取るのが、

唯一無二の良い姿勢なのです。

①指標が無い

自己流で陥りやすいのが、

「なんか猫背な気がする」

「なんか巻き肩な気がする」

とどんどん肩を引いてしまうことです。

 

そうなると、今度は腰が反り、

首が前に入り、複雑な姿勢になります。

 

指標を自分で感じられないので、

どんどん歪んでしまうわけですね。

②間違えたトレーニングをする

「反り腰改善のために腰を丸めよう」

「猫背改善のために胸を張ろう」

「ストレートネックのために顎を引こう」

 

これらは多くの間違った情報の中で、

よく言われる者たちです。

 

そして、これらを実行するために、筋トレをします。

二重で間違っているわけですね。

 

その結果、正しい姿勢を取るまでに、

無駄な筋肉の固さを取るところから始まってしまうのです。

③正解が分からない

自分でやる最大の欠点が、

「正解が分からないでやっている」

というところになります。

 

上記二つをして、良い姿勢になる方も稀にいます。

しかし、多くの方はやりすぎて変な姿勢になるのです。

 

また、止めれば良いのに、正解が分からないからやめないのです。

その辞め時を、自分では認知できないのが、

自分でやると良い姿勢にならない理由になるのです。

3.健康な姿勢と綺麗な姿勢の違い

健康な姿勢と綺麗な姿勢は明らかに違いがあります。

しかし、非常に厄介なのが、周りの人からは

「凄く綺麗な姿勢ですね!」

「姿勢が良いですね!」

と言われる姿勢は殆どが綺麗なだけで、

健康になれる姿勢ではないところです。

 

健康な姿勢は、一般的には、

「姿勢良いですね」

とは言われない姿勢です。

 

何故か。

猫背に見えるからです。

しかし、背骨は本来少しずつ曲がっているので、

多少猫背に見えないと良い姿勢とは言えないのです。

 

だから、自分で治すのは難しく、

プロの手で指導を受ける必要があるのです。

 

ただ、難しいのが、

整体院などでよく見るビフォーアフターの写真も、

意外と健康な姿勢になっていないことが多いところです。

 

とりあえず一番気を付けてほしいのは、

姿勢に線を重ねている整体院の写真です。

 

確かにビフォーアフターで変化は出ているのですが、

ビフォーアフターで指標にしている個所が異なっていたり、

線が誤魔化されていることが多いので、線は無視してみるようにしてください。

 

では、健康な姿勢と、綺麗な姿勢の違いを説明していきますね。

①首

よく言われるストレートネックが綺麗な姿勢には多いです。

理由は簡単で、首が前に行く分、首が長くなるので、

見た目上は首が細く長く見えます。

 

耳とくるぶしが地面に対して垂直に並んでなければ、

それは良い姿勢ではないと思ってください。

②背中

背中は基本的には、少し曲がっている状態が正解です。

正しい姿勢は、やや猫背に見えるかもしれません。

 

肩の先端がくるぶしの上にちゃんとあるかが重要です。

指標としては、後ろにあれば平背、前にあれば巻き肩、猫背です。

 

これが絶対正しいとは言いにくいですが、指標にしてください。

③腰

腰は多少反っている状態が正解です。

反り腰の場合、股関節がくるぶしよりも前、

腰が丸まっている場合はくるぶしよりも後ろに来ます。

 

上記二つは腰の位置が定まらないと絶対に調整できません。

腰は骨盤と連動して動くので、股関節を指標にします。

一番最初に腰の位置に気を付けてくださいね。

4.総括

姿勢は非常に大切なものです。

姿勢を気を付けなければ、多種多様な不調は治らず、

その理由もわからないまま一生整体に通うことになります。

 

そして、その治らない理由を漠然と、

「努力不足ですね、姿勢が悪いです」

と言われ続けるのです。

 

姿勢矯正には施術は勿論ですが、

それ以上に正しい治療と正しい指導が重要です。

自分が目指す姿勢は綺麗なものか、健康なものか。

それをしっかりと顧みて、姿勢矯正選びをしてくださいね。

5.関連リンク

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