1.いろんなお店の名前の違い
2.実費と保険治療の違い
3.国家資格者と無資格者の違い
4.総括
5.関連リンク
当院は「におカイロ整体院」です。
どういうお店なのでしょうか。
カイロ、はカイロプラクティックのことであり、
整体院、は身体を整える、という意味でつけています。
巷には様々な名前の施術所があります。
接骨院、整体院、整骨院、指圧院、鍼灸院、カイロプラクティック・・・・。
今だとそれらを全く使わず、施術を提供しているところも多いですね。
大手だと、りらくるさん、リラクさん、ラフィネさんなどなど。
その辺の違いは何なのでしょうか?
すごく簡単にいってしまえば、
施術所の名前というのは、資格によって制限され、
その中でなんの名前を付けるかによって、提供しているものが分かりやすいようになっています。
上記のもので言うと、
・接骨院、整骨院
柔道整復師の免許を持った方が保険を使って治療を行っています。
最近は実費や、様々な機械を導入しているところが増えているようです。
・指圧院
あん摩マッサージ指圧師の免許を持った方が施術をしています。
基本的には実費のみですが、
院によっては通院できない方に保険を使った訪問も行っているようです。
今はかなり少ないかもしれませんね。
・鍼灸院
鍼灸師の資格を持った方が鍼(針)やお灸を行って施術するところです。
鍼灸接骨院、という名前のところも多くみられますね。
単純な鍼灸院は実費のところが多いようですが、
鍼灸接骨院は保険も使えるところをあるようです。
・整体院、カイロプラクティック
実は、何の国家資格も持っていない方が多く働いています。
勿論、資格がないのが悪いのではありませんが、人や院によって、
行っていることが全く異なるという点だけ理解が必要です。
民間資格を取得している方が働いていることも多いです。
当院が主体で使っているDRTという手技は民間資格になります。
・大手リラクゼーション店
実は、医療類似行為は有資格者にのみ認められています。
ただ、その医療類似行為という線引きが微妙なので、
整体院でも、カイロプラクティックでも、多くの場所で施術を提供しているのです。
その点、大手企業では、
「当店はリラクゼーションのお店であり、医療行為は行いません」
とはっきりと掲げているところもあります。
リラクゼーションを行ったら、たまたま良くなったというような感じなのかもしれませんね。
施術を受けに行かれる方は、この辺をしっかりと理解する必要があります。
リラクゼーションのお店に行き続けて
「治らないじゃないか!」はお互いに不幸になるので、気を付けてくださいね。
当院は資格を持っているので、しっかりと治療を行う治療院になります。
上記に書いた通り、大きく分けると、
店舗の名前に国家資格を使っている人は保険、
店舗の名前に国家資格を使っていない人は実費で行っている、
というのが一番わかりやすい分け方かもしれません。
勿論、接骨院という名前でも実費治療がメインとのころも多いですので、
その辺ははっきりとは言えません。
また、実費のところでも、当院のように有資格者がいたり、
上記には書いていない、理学療法士さんや、作業療法士さんが開業していることもあります。
何が良い、悪いは結局その治療院やお店などのコンセプトや、
提供内容を見て自分にあうあわないを選ぶしかないのです。
では、その実費と保険治療の違いは?
簡単に言うと、実費はすべて施術者の責任となります。
良くなっても、悪くなっても、施術者の能力といえます。
勿論、保険治療も上手い下手はあるので、良くなったのは施術者の影響ではあるのですが。
保険治療というのは、細かなルールが決まっています。
お医者さんが「この人にはこの治療が必要である」
と認めた場合や、症状の出ているところの治療のみ、
認められているというのが非常に多いのです。
そのため、例えば腰が悪いから足が弱っている方でも、
お医者さんの指示がなければ治療ができないのです。
なので、「腰も痛いからやってよ」といっても施術者は困ってしまうわけですね。
そして、それは施術者自身を守る術でもあるので、覆せないのです。
上記の書き方だと、お医者さんが悪者に見えるかもしれませんが、
お医者さんは施術者を守るため、治療に必要、そしてリスクのないものを選んでくれているのです。
だからこそ保険というルールの中で決められたものが、
そして、様々な補助を受けながら治療が提供されているのです。
恐らく、保険の使えるところで提供しているものは、
全てかなりの研究あなされ、効果が確立しているもののはずです。
それに対し、保険治療は効果の確証がなくとも、
身体が良くなっているのだから提供しているもの、とも言えます。
勿論、経験医学的にも、生理解剖学的にも説明はできても、
様々な論や、学者さんの研究がなければ効果の確証は言えません。
民間資格で素晴らしい効果があり、理論が確立していても、
それを論文として発表し、多くの方に認めてられなければ、
効果の確証とは言えないのです。
あん摩マッサージ指圧師の資格も、
元は指圧は入っておらず、あんまマッサージ師でした。
しかし、指圧を発明した浪越徳治郎先生が膨大なお金と時間を費やし、
あん摩マッサージ師に指圧を入れてもらった経緯があります。
それくらい、保険治療に入り込むのは難しいことなのです。
実費と保険の違いは認められているか、認められていないかです。
保険治療は勿論素晴らしい手技ですが、
実費治療はその中でとどまれないものを提供したい人達と思っても良いかもしれません。
私は国家資格を2種類持っています。
・・・なんてのを店頭にも、各種広告にも上げていますが、
この業界に振れたことのない方からしたら、なんの意味があるのかわかりませんよね。
私が調理師と栄養士などの違いがさっぱりなのと同じです。
資格を二つ持っている私が言うのもなんですが、
国家資格を持っている有無はただ単純に
「最低限の医療的知識があるかどうか」としか言いようがありません。
国家資格には2~4年学校などに通った上で、1年に一度ある国家試験に通らないといけません。
これを受かっていれば有資格者、受けていなければ無資格者です。
また、この国家資格には実費の試験はありません。
そのため、あくまでも
「この人は国家資格を持っているので、最低限の知識があります」
ということしか言えません。
「国家資格を持っているので、凄腕です」
というのは関係ないのです。
では、逆に言うと、無資格者の方は知識がないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
私よりも知識のある無資格者の方も大勢いますし、
逆に「そんなことも知らないの?」と思うような有資格者もいます。
勿論、テストがある以上、有資格者のほうが最低ラインも平均も高いです。
しかし、無資格者の方が知識も腕もないかといわれると、それは全く見当違いといえます。
今は様々な民間資格も存在しています。
逆に、聞いたこともないような国家資格であったり、
その国家資格を持ったうえでしか取れないような難しい資格もあります。
判断が非常に難しいですが、結局は人によって違うとしか言いようがないのです。
当院の名前の理由のはずが、長くなってしまいました(笑)
上記の話をまとめると、
・当院では国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」「作業療法士」の資格を持っている施術者が治療を行います。
・使う手技は民間資格であり、カイロプラクティックの一種の「DRT」という手技と、国家資格である「指圧」を使用します。
・「カイロ整体院」の名前の通り、保険は使えず、実費になります。
・病院などとは考え方が違う場合もありますが、それでも良くなっている方は多数います。
ということになります。
どの治療院の先生も、皆さまの身体を一生懸命治療しているのは間違いありません。
・・・あ!
治療していない、というお店も勿論ありますけどね(笑)