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千葉県八千代市

勝田台駅から徒歩4分！

自律神経専門整体院

「におカイロ整体院」

院長の鳰（にお）です。

本日は

「猫背だけを治そうとしないでください」

です。

SNSなどで見る猫背のデメリットは、

猫背だけでなく、猫背で誘発する、

様々な姿勢の症状が書いてあります。

例えば、猫背になると、

ストレートネックになったり、

反り腰になったり、

巻き肩になります。

巷でよく見る猫背のデメリットは、

上記の3つによって誘発されるものも多く、

猫背を治しても全く変わらないのは、

猫背だけを治療しているのが原因だったりします。

なので、猫背が原因でないにも関わらず、

猫背だけを治そうとして、他の悪い姿勢になっていたりします。

これが最悪です。

私からすると、

猫背だけであれば治すのは簡単なのですが、

その他の悪い姿勢を自分で作ったせいで、

そちらの姿勢はなかなか頑固なものになっていたりします。

一番厄介なのは、猫背「だけ」を治そうとした治療や、

セルフケアなどで、体が不自然になった状態です。

これが今はすごく多いです。

SNSやテレビなどで猫背だけを取り上げるからですね。

本日は、何故猫背だけを治すのが悪いのかをお伝えしていきます。

お身体で一番厄介な状態はどんな状態だと思いますか？

正解は「不自然な身体」です。

例えば、猫背は不自然ではありません。

背骨はS字に曲がっているのですが、

そのSの部分が大きくゆがんでいるだけなので、

後は徐々に起こしていけば良いのです。

では、不自然な状態とは？

これが、猫背だけを治したいという、

意味の分からない姿勢です。

例えば、猫背を治す方法と聞いて、

一番に思い当たるものは何ですか？

恐らく、胸を張ることですよね。

まず、これが大外れです。

猫背を治すには、胸を起こさないといけません。

当たり前ですよね。

背中が曲がっているのだから、

そこの曲がりが強くなっているわけです。

にも関わらず、胸を張る・・・肩を引いても、

何の意味もありません。

しかし、皆さん、この姿勢を無意識に取りますよね。

では、この姿勢を取り続けると、どうなるのか？

まず、背中の骨が真っすぐになります。

胸を起こすだけの場合、そんな変化は起きないのですが、

自分の筋力で常に背中を押しているので、

Sの曲がった部分が押され、平らになるのです。

そして、その平らになった骨は首にも影響を及ぼします。

これが平背（フラットバック）です。

本来、なだらかなカーブにもかかわらず、

背中が平らになるので、今度は首だけが前に出ます。

首だけ正常なカーブを作っていると、

バランスが取れないので、首の骨は真っすぐになります。

これがストレートネックです。

ストレートネックは首の骨が真っすぐになるのです。

そして、平らな背中から、真っすぐな首が出るので、

首の付け根のところにものすごく負担をかけます。

そうなると、胸や鎖骨などの辺りも締め付けられるので、

呼吸が浅くなったり、神経、血管などが圧迫され、

自律神経の障害や、胸郭出口症候群など、

複雑な症状が出るわけです。

また、背中が平らということは、

重心もずれていきます。

この重心を調整するのは、

腰や骨盤、股関節になるので、

今度は反り腰や、骨盤が後ろに傾いたり、

より変な形に変わっていくのです。

つまり、変な話に見えるかもしれませんが、

ただの猫背の方が、症状は少なかったりもするのです。

他院に行ってから当院に来た方が、

たまに複雑な姿勢になっていたり、

一度よくなったのに悪化した、という方がいます。

治ったならもう一度そこにいけば良いのに・・・。

とも思うのですが、どうやら良くならないから来るようですね。

その理由が、上記の様に、

間違った姿勢の治し方をされ、

変な姿勢になった影響で、

余計に悪いところが増えたりしているようです。

腕は良いところだったようですが、

姿勢指導が最悪、というところは多いようですね。

一度ちゃんと治してもらっているので、

悪癖さえ抜ければ治る方が殆どだったりします。

もし、猫背を治したい、という方が居れば、

その時は「猫背を治す！」という治療や、

ストレッチなどは絶対に行わないでください。

ほぼ間違いなく悪化します。

理由は簡単です。

姿勢というのは、一か所の歪みで起きているものではなく、

全体のバランスを取った形なので、

一つだけを治そうとすると、

さらに変な形になるからです。

自律神経失調症から肩こり、腰痛まで何でもお任せください。

ストレートネック、猫背、平背、反り腰、骨盤などの、

姿勢矯正から、正しい姿勢の取り方まで。

身体を良くするには姿勢を良くするのが必須です。

姿勢を良くするには、時間のかかる、

1分以上の筋トレ不要、ストレッチ不要、体操不要です。

上記のものはその時使う筋肉ですが、

姿勢を良くするのに使う筋肉は常に使われる筋肉です。

マラソンの体力や筋肉が短距離走でつかないのと同じで、

短時間の運動や、トレーニングでは姿勢改善は見込めません。

正しい姿勢指導、矯正のお手伝いをさせてください。

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