いつもありがとうございます。
千葉県八千代市勝田台の
自律神経専門整体院、
「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「その座り方、良くないですよ」です。
平背(フラットバック)というのは、
知らない方から見ると凄く良い姿勢です。
しかし、身体のことをわかっている整体師や、
私からすると、色々な不調の温床なのですぐに辞めてほしいです。
基本的に平背というのは、胸を張りすぎな状態です。
整体院などでは良く「胸を張って!」と言われますが、
これは非常に良くない姿勢指導だったりします。
特に自律神経が気になる方は要注意です。
当院は自律神経専門の整体院のためか、
平背になっている方が多く来られます。
殆どの方が猫背を気にしすぎていますが、
実際には胸を張りすぎの方が殆どです。
猫背という方は5人に1人いるかいないかくらいですね。
それくらい、今は平背の方が増えています。
特にデスクワークなどで猫背巻き肩を気にする方。
そういう方の多くは肩を引き過ぎ、胸を張りすぎています。
でも、姿勢は褒められる・・・という方は多いですね。
ただ、実際不調が出ていればそれは間違っている証拠です。
重要なのは褒められようが何しようが、
不調が出るか出ないかです。
ちなみに、本当にちゃんとした姿勢が出来ていれば、
不調というのは殆ど出ることがありません。
勿論、それ以外で身体に負担がかかっていれば別ですけどね。
単純なオーバーワークや残業100時間など、
普通、耐えられないレベルの負担でなければ、
姿勢を良くすれば良くなることは多いです。
なので、上記に当てはまらなければ、
まずは姿勢から治していきましょう。
本日は姿勢の中でも、座り方に絞って、
平背改善のポイントをお伝えします。
その座り方、良くないですよ
まず、基本的に椅子には深く腰掛けてください。
浅く腰掛けて身体を起こす方が居ますが、
平背になっている場合、まずは多少猫背になるのが重要です。
平背は何が問題か。
簡単に言うと、本来やや猫背になっていないといけない背中が、
真っすぐになっているので、様々な不調を起こすのです。
なので、平背を自覚している場合は、
まずは猫背を作っていく必要があります。
椅子に浅く腰掛けてしまうと、
骨盤が無理やり起きるので、
腰が反りすぎて、胸が起きるようになります。
そうなると、やはり背中が真っすぐになるので、
平背の状態になってしまうのです。
正しい座り方は、腰も背中も多少前後に曲がった状態です。
背骨は本来S字の連続の形なので、
腰が反るのは正解なのですが、
背中も猫背のようにならないといけません。
変な話ですが、良い姿勢というのは、
良くも悪くも見えない姿勢だと思っています。
悪く見える姿勢は勿論悪いですが、
良く見える姿勢も胸を起こし過ぎて、
平背になっているので、結局は悪い姿勢と言えるのです。
椅子の深くに腰掛ける必要性は分ったでしょうか?
次は、腰を少しそらし、お尻の骨の固いところが
椅子に当たるようにしてください。
坐骨と言われるところで、本来そこが座るところです。
腰が丁度良い反り具合になると、
そこが座面に当たると、お尻にゴリゴリという感覚があります。
基本的にはそこさえ当たっていれば大丈夫です。
胸を張りすぎると骨盤が動くのでずれますし、
猫背になっても骨盤が動くのでずれます。
勿論、これは目安です。
お身体の動きによって当たっていても、
悪い姿勢になっているということはあります。
重要なのは、変な姿勢をしないことと、
自分の思い込みで良い姿勢を取らないことです。
思い込みの良い姿勢ではなく、
不調があれば何が悪いのか、
自分で自分の姿勢を鑑みてくださいね。
平背で悩んでいる方は、
まずは胸を張るのを辞めることから始めましょう。
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ストレートネック、猫背、平背、反り腰、骨盤などの、
姿勢矯正から、正しい姿勢の取り方まで。
身体を良くするには姿勢を良くするのが必須です。
姿勢を良くするには、時間のかかる、
1分以上の筋トレ不要、ストレッチ不要、体操不要です。
上記のものはその時使う筋肉ですが、
姿勢を良くするのに使う筋肉は常に使われる筋肉です。
マラソンの体力や筋肉が短距離走でつかないのと同じで、
短時間の運動や、トレーニングでは姿勢改善は見込めません。
正しい姿勢指導、矯正のお手伝いをさせてください。
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