いつもありがとうございます。

千葉県八千代市勝田台の

自律神経専門整体院、

「におカイロ整体院」院長の鳰です。

本日は「自律神経失調症の治る、とは？」です。

自律神経失調症と、自律神経失調症じゃない線引きってどこかご存じですか？

正解は、「自律神経系の症状が気になっているかどうか」です。

実は、自律神経失調症という病名はなく、

五十肩、気象病などと同じく、

正式名称ではなく、一般的に使われている名前なのです。

そして、特に自律神経は明確な検査や数値もなく、

症状に関しては聞き取りだけになるので、

治った、治らないというのも症状が気になっているかどうかです。

変な話ですが、耳鳴りやめまいがあっても、

「別に気になりません」

という方は多くいらっしゃいます。

また、不眠であっても、

「日中眠くないから大丈夫」

という方や、

「別に寝なくても良いんだ、と思ったら睡眠時間気にならなくなりました」

という方も多くいます。

なので、自律神経失調症の症状は、

気になるか、別に気にならなくなったかが、一番の焦点になります。

私自身、眼精疲労や不眠など、首より上に症状があります。

これは高校時代に自転車で事故を起こし、顔から着地して、

首を痛めている影響だと理解しています。

当時ちゃんと治療していなかったので、

今、そういう症状が出てしまっているわけですね。

ただ、それらも昼寝をしたり、首のストレッチをしたり、

それで治る程度までは自分で治したので、

私は自律神経の症状は大して出てないと思っています。

なので、自律神経の症状が全くない、ということはありません。

ですが、当院に来られている方の多くは、

自律神経の症状が改善しているのを感じている方が非常に多いです。

では、それは何故でしょう？

自律神経失調症とは、どうやって治るのでしょう？

本日はそれについて書いていきます。

自律神経失調症とは、

不眠、頭痛、倦怠感、めまい、耳鳴り、不安感、イライラなど、

非常に多くの症状があります。

簡単に言うと、明確な原因が無い状態で、

身体の不調があれば、それは自律神経失調症と言われます。

逆に言うと、分からない症状は全て自律神経失調症と言われるのです。

勿論、これは漠然とした症状だけではなく、

腕や足の痛みや痺れ、内臓痛など、

とにかくなんでもそこに入れられます。

結局、それに困れば「病気」ですが、

それらに病名が付かないので、

「自律神経の問題ですね」

と言われるわけです。

多分、病院では

「あなたは自律神経失調症です」

とは言われず、

「自律神経が問題じゃないですかね」

と言われるはずです。

何故こうなるのか？

今は病院は細かく科が分けられているせいです。

例えば、消化器の場合、内臓と血液検査ですよね。

頭痛の場合は脳と血管。

整形外科の場合は骨と神経。

それらに問題が無ければ、

別のところに回され、それでもわからなければ、

心療内科に回されます。

そして、心療内科では考えすぎ、気にし過ぎと言われ、

結果として、自律神経失調症となるわけです。

ただ、殆どの場合、ちゃんと原因があり、

自律神経失調症じゃないにもかかわらず、

自律神経失調症と言われている方が多いです。

「自律神経だと思うのですが・・・」

と相談に来た方の内、半分以上は自律神経失調症ではありません。

根底には自律神経が原因となっているのですが、

症状が出ているのは筋肉であったり、骨であったり、

姿勢であったり、癖であったりします。

「お腹が痛くて・・・」

話をよく聞いたら筋肉でした。

「頭痛が多くて・・・」

話をよく聞いたら筋肉でした。

「ふらつきが出て・・・」

話をよく聞いたら血流でした。

「膝が痛くて・・・」

いうまでもなく筋肉です。

自律神経失調症と言われる症状で、

本当にその通りの症状は実はあまり多くないと思っています。

「それは自律神経ですね」と言えるのは、

不眠、疲労、イライラなどですね。

それと、内臓系の症状・・・便秘、下痢、胃もたれ、

生理痛、生理不順、EDなど。

これらは自律神経を整えないと変わりません。

逆に自律神経と言われやすい

頭痛や腹痛、息苦しさなどは、

実際には姿勢の影響が大きいです。

なので、整体でも治る方が多いのですが、

本当の自律神経の症状の方はこれでは治りません。

では、本当の自律神経失調症と言われた方が、

ちゃんと治ることはあるのでしょうか？

これが、先に書いた通り、

「気にならなくなってくるレベルまで改善する」

というところになります。

大人で働いている人であれば、

どんな健康な人でも、1か月に数回眠れない日があります。

休日に用事が詰まっていれば、

疲労が取れないこともあります。

自律神経失調症の方々の場合、

それらが、強く高頻度で出るため、

私生活に問題を起こすようになるのです。

これらを0にするのは不可能です。

しかし、それらの症状は自律神経が整うのともに、

あまり気にならなくなる、というのが自律神経の改善なのです。

当院に来られる方の多くは自律神経で数十年悩んでいますが、

「もう慣れてきたので困らなくなりました」

と通院している中でそう言われる方が多いです。

数十年悩んでいた症状に今更なれるわけがありませんよね。

これが、実は症状が弱くなっているという証拠なのです。

勿論、そんなことはわざわざ言いませんけどね(笑)

しかし、治療していくと、このように改善していくのです。

自律神経をちゃんと治す、というのは途方もない苦労と時間がかかります。

しかし、ちゃんと正しい対策をすれば、

気にならないラインまでは回復していきます。

この症状が一生続くのだろうか？

そう思う方は多いですよね。

でも、その症状はちゃんと軽くなっていきます。

自律神経の治療を謳っているところは多いです。

しかし、実際自律神経の症状ではないものを、

患者さんご本人が自律神経のせいだと思っていることがあります。

そして、治療者側も自律神経の知識が浅く、

自律神経を治した、と言っているところは多いです。

身体の不調というのは、自律神経のせいにすると凄く簡単です。

しかし、それでは治るものも治りません。

自分のは本当に自律神経の症状なのか？

勝手に思い込まず、しっかりと整体の先生などに聞いてくださいね。

自律神経失調症から肩こり、腰痛まで何でもお任せください。

ストレートネック、猫背、平背、反り腰、骨盤などの、

姿勢矯正から、正しい姿勢の取り方まで。

身体を良くするには姿勢を良くするのが必須です。

姿勢を良くするには、時間のかかる、

1分以上の筋トレ不要、ストレッチ不要、体操不要です。

上記のものはその時使う筋肉ですが、

姿勢を良くするのに使う筋肉は常に使われる筋肉です。

マラソンの体力や筋肉が短距離走でつかないのと同じで、

短時間の運動や、トレーニングでは姿勢改善は見込めません。

正しい姿勢指導、矯正のお手伝いをさせてください。

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