いつもありがとうございます。
千葉県八千代市勝田台の
自律神経専門整体院、
「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「自律神経と年齢、時間帯」です。
まずご理解いただきたいのが、
80代でも10代でも、自律神経は等しく乱れる、ということです。
勿論、年齢が上であればあるほど乱れやすく、
自律神経失調症が出やすい傾向にはありますが、
若ければ乱れない、ということはあり得ません。
そして、更年期障害は絶対に出るものではないのをご理解下さい。
逆に、男性でも更年期障害のようなものが出るのもご理解下さい。
理由は簡単です。
ホルモンバランスよりも、他の要因の方が
圧倒的に自律神経に悪影響があるからです。
変な話、
「更年期障害だから仕方ない」
と思える方は別に良いのですが、
本当に困っている方の場合、それは自律神経の治療が必要となります。
本日は自律神経失調症が何故出るか。
何故自律神経失調症になると朝が辛いか。
それについて書いていきます。
自律神経と年齢、時間帯
自律神経が乱れる理由で一番言われるのが、ストレスですね。
もう、ストレスが原因です、と言われた際には、
その病院なり整体院なりにはいかないで良いと思います。
だって、一生治りませんよね。
ストレスで自律神経失調症が出るのではなく、
ストレスによって、更に自律神経が乱れるので、症状が出ます。
つまり、ストレスだけが要因で自律神経失調症になることは、
殆どあり得ず、それ以外の要因が非常に多いのです。
例えば、ストレス元は職場ストレスだとします。
そうだとしたら、休みの日に不眠になるのはおかしいですよね。
だって、ストレスがかかってないのに何故自律神経が乱れているのか、という話になります。
結局、元々自律神経が大きく乱れている中で、
ストレスという分かりやすいものがかかることで、
大きく自律神経失調症がでているだけなのです。
なので、ストレス元を無くしたところで、自律神経失調症は治りません。
まずは、自律神経を整えないといけないからです。
また、自律神経失調症と言っても、
病状は大きく二種類に分かれます。
興奮傾向の交換神経と、
憂鬱傾向の副交感神経です。
これらは両方とも自律神経失調症と言われますが、
両者全く真逆な症状となるので、
対応が全く変わってくるのです。
今、大人も子供も自律神経失調症が増えてきています。
両者ともに、交感神経が昂りすぎているのです。
交感神経が昂る理由は何となくわかりますかね。
種々様々なストレスが原因となります。
ただ、多くの方が「ストレス」というと、
いらいらしたり、嫌なことが有ったりなどを想像しますが、
騒いだり、ドキドキしたり、いろんなことを考えたり、
感情が大きく揺れ動くと、それはストレスになります。
なので、ストレスを無くす、というのは不可能なのです。
では、それ以外にどんなものが原因となるでしょう?
実は、働き過ぎや、運動、筋トレのし過ぎなど、
体の疲労が溜まりすぎても、交感神経は昂ります。
交感神経は、戦いのための神経です。
現在では、戦いはそんなにないので、
実際には仕事やコミュニケーションなど、
体と脳を活発に働かせないといけない時に昂ります。
そして、自律神経はシーソーのように、
どちらかが働けば、どちらかの働きは弱くなります。
働き過ぎ、運動のし過ぎの場合、自律神経は交感神経の方に振り切れます。
つまり、シーソーで言うと、完全に下がってしまうのです。
そして、そうなってしまうと、シーソーは中々戻ることはできません。
その結果、交感神経が昂り続けてしまうので、
自律神経失調症という状態になってしまうのです。
これ、大人でも子供でも関係ないですよね。
何故更年期障害というのか。
ホルモンバランスが良く言われますが、
単純に年を重ねて疲労などが溜まり、
子育てなどのピークが終わるのがその年齢だからです。
だから、男性でも未婚女性でも、私生活や仕事での責任が多くなり、
体が限界を迎えるころに自律神経失調症を発症します。
いまどきの子供も、悪くなる流れは同じですね。
勉強、部活が忙しく、テスト、習い事で結果が求められ、
それらが丁度結果を出す頃に、自律神経が乱れきります。
その結果、まだまだ若い・・・どころか、幼いのに、
自律神経失調症を発症するのです。
自律神経失調症を自覚するのは、
朝の不調や不眠によるものが多いです。
朝起きてもすっきりしない。
朝起きても疲れが取れない。
朝起きれない。
これらが悪化すると、自律神経失調症の症状を自覚していきます。
どんな方でも急激に自律神経失調症が悪化することは多くありません。
基本的には色々な負担が蓄積し、限界になって自律神経失調症が出ます。
まずは朝の不調が気付くポイントです。
本来、一番の回復手段の睡眠がとれなくなることで、
体が回復できなくなり、どんどん悪化するのです。
不眠症で自律神経を疑ったときがチャンスです。
朝の不調が続くときは、自律神経を疑ってください。
それ以外に、寝方で回復できないことがあります。
寝れてるのに朝の不調は自律神経か!?
という場合には、まずは寝方などを疑ってください。
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