いつもありがとうございます。

勝田台の自律神経専門整体院、

「におカイロ整体院」院長の鳰です。

本日は「⑦ストレートネック」です。

当院が気を付けている姿勢は今回で終わりです。

最初に姿勢の重要性を書き、

②骨盤

③反り腰

④猫背

⑤平背

⑥巻き肩

となります。

勿論、細かい部分は人によって異なりますが、

背骨の大部分はこれで改善していきます。

姿勢への当院の考え方は、

①骨盤、背骨の左右の歪みはこちらで整える

②骨盤、背骨の前後の歪みは自分で整える

になります。

左右のバランスを自分で整えるのは難しく、

逆に施術で左右への歪みを整えるのは比較的簡単なので、こうしています。

そもそも、何故姿勢が歪むのか。

良い姿勢を知らないというのが根本にはありますが、

それ以上に筋力不足や背骨の歪みなどで、

筋力が正しく発揮できない結果、様々な部位が前後左右に歪むのです。

そして、多くの方はどこか一つを治そうとするのですが、

残念ながら、人の身体はそう簡単にはできていません。

ストレートネックを治したいのなら猫背から。

猫背を治したいのであれば反り腰から。

反り腰を治したいのであれば骨盤から。

骨盤を治したいのであれば平背から。

と、全てが連動しています。

なので、順序を追って治していくことになりますし、

そこだけが歪んでいる、ということはあり得ないのです。

今回はストレートネックについて書いていきますが、

ストレートネックを治したい方は、別の記事も読んでくださいね。

猫背と共に認知度の上がっているストレートネック。

病院や整骨院で適当にこの診断がされるので、

皆さんこれにだけ意識をして、他の症状が出る方が多いのです。

ストレートネックは、本来曲がっている首の骨が真っすぐになっている状態です。

本来、首の骨は連なってCの字の形をしているのですが、

反り腰、猫背などでバランスが不安定になると、

そのCの字が崩れ、首の骨が真っすぐになるのです。

上にまっすぐのイメージをする方が多いのですが、

斜め前にまっすぐ行っているのがストレートネックの状態です。

首が前に出ている状態なのですが、顔が前に行くので、

筋肉が伸び、皮膚も伸びるので、首元がスッキリ見えるため、

ストレートネックでも、良い姿勢と言われることがあります。

また、女性の場合は顎を引くと二重顎になるのが嫌だ、

とストレートネックを自分で作っている場合もあります。

やせている方でも顎を引いて二重顎になる理由は簡単で、

他の背骨がグチャグチャなままなので、顎が正しいところに下がれず、

結果として首の肉や皮膚が余って二重顎の形になるのです。

その為、やせてても二重顎になる方は、そもそも姿勢が歪んでいるので、

ストレートネックをどうにかしたい、と言っている場合ではないのです。

ストレートネックで出る症状としては、

めまい、耳鳴り、頭痛、ふらつき、不眠、顎関節症など、

頭周りで出る症状の殆どの原因となっています。

こう言うのを見て

「私のその症状はストレートネックが原因だ！」

と思う方が多いのですが、

ストレートネックだけを治すというのは不可能です。

ただ、残念ながら、ストレートネック治ります！

という文言を使っている整体院や接骨院は多く、

一時的に無理やり治す、というところはあったりします。

しかし、他の場所が治っていなかったり、

そもそも首しか治療していなかったり、

ストレートネックになっている原因がわかっていなかったりなど、

結局は数日もしないうちにストレートネックに戻ってしまうことは多いです。

ストレートネック「だけ」を治すのはハッキリ言って簡単です。

しかし、そのストレートネックは急に出るものではなく、

その他の背骨の歪みのバランスをとるために、

最終的に大切な首の骨をゆがめて居る、というのはご理解下さい。

そして、ストレートネックを治す、というストレッチなどは絶対にしないでください。

首回りの症状だけで困っていた方が、自律神経の症状が出たり、

今まで感じていなかった腰痛や、膝、股関節の痛みが出る方もいます。

それは、本来首が取っていたバランスを無理やり他のところに押し付けるので、

こうなってしまうと治すのには更に時間がかかるようになるのです。

SNSや雑誌、テレビなどはあなたの身体を見ていません。

だからこそ効果はなく、逆に悪化させる原因ともなります。

そして何より、責任がないので適当なことが言えるのです。

姿勢は全体を見て、やっと整います。

絶対に一部での調整はできませんし、してはいけないとご理解下さい。

自律神経失調症から肩こり、腰痛まで何でもお任せください。

ストレートネック、猫背、平背、反り腰、骨盤などの、

姿勢矯正から、正しい姿勢の取り方まで。

身体を良くするには姿勢を良くするのが必須です。

姿勢を良くするには、時間のかかる、

1分以上の筋トレ不要、ストレッチ不要、体操不要です。

上記のものはその時使う筋肉ですが、

姿勢を良くするのに使う筋肉は常に使われる筋肉です。

マラソンの体力や筋肉が短距離走でつかないのと同じで、

短時間の運動や、トレーニングでは姿勢改善は見込めません。

正しい姿勢指導、矯正のお手伝いをさせてください。

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