いつもありがとうございます。
勝田台の自律神経専門整体院、
「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「自律神経は症状が出たらすぐ叩くが基本」です。
自律神経の症状は「なんとなく」や「気分の問題」と思う方が多いです。
実際、来られる方も「病院で気にしすぎないように言われた」という方が多いのですが、
自律神経の問題は気にするしないというレベルで片付けるものではありません。
感情が動くのは自律神経が動くからです。
なので、気にするから自律神経が乱れるのではなく、
自律神経が乱れたから気になっているのです。
ご本人が気にするかは全く持って関係ないのです。
怒りや悲しみなどで自律神経が乱れますが、
怒りや悲しみをどうにかするには、自律神経を整えるしかありません。
自分を落ちつけようと頑張ったところで、落ち着きません。
怒っているのは気のせいだ、なんて思えませんよね。
感情で考えるとなんとなくわかりやすいですね。
怒りをどう落ち着けようと思っても無理なので、
甘いものや睡眠、入浴などをして、副交感神経を高めます。
その結果、感情が緩んで落ち着いていくので、結局は気分を良くするよりも、
自律神経の調整をして感情をコントロールしていると言えるのです。
耳鳴り、頭痛、めまいなども同じです。
気分の問題ではありません。
気にする、気にしないの問題でもありません。
なので、大切なのはしっかりと調整していくこと。
そして、改善するまではちゃんとセルフケアで予防するのが大切なのです。
これらを無視して「気のせいです」や「気分の問題です」
という病院や整体院に行っているのであれば、直ぐに辞めてください。
「時間の問題です」というところであればまだ良いですが、
上記の二つを言われるところであれば、はっきり言って治りません。
自律神経のことをちゃんと理解していないからですね。
勿論、対処療法的には首や肩、背中が治ればよくなりますが、
その治療は症状を無くすためのものでしかないので、
しばらくたてばまた再発します。
そして、自律神経は傾きやすいです。
良い状態が続けば、良い状態に傾きやすくなります。
悪い状態が続けば、悪い状態に傾きやすくなります。
だからこそ、良い状態に大きく傾ける必要があったり、
悪くなってからすぐ治療することで、
良い方向に傾きやすい状態に戻しやすくなるのです。
とはいえ、イメージしにくいですよね。
本日は何故早ければ早い方が良いのかを書いていきます。
自律神経は症状が出たらすぐ叩くが基本
そもそも、自律神経は何故問題が生じるのでしょうか?
例えば、交感神経は戦いの神経です。
ストレスを受け続けていたり、
物理的な痛みが続くと、スイッチが入りやすくなります。
では、何故そのスイッチは入りやすくなるのか。
閾値やホルモンなど、複雑に話すと解りにくいので、
かいつまんでお話しすると、どんどんスイッチを押すのが早くなるからです。
ストレスを受けたとき、人は逃げないといけません。
もしくは、死なないために身体を守る必要があります。
その働きをさせるのが、交感神経です。
その環境が続けば続くほど、交感神経は頻回に使われます。
家でよく使うものは使いやすい場所においてますよね。
自律神経も同じで、交感神経のスイッチは入りやすいところに置かれるのです。
そして、逆に回復する、ブレーキをかける副交感神経は、
タンスの奥深くにしまわれます。
普通は同じ所においてあるのですが、片方が極端に使われるので、
使われないもう片方は大事に大事にしまわれるわけですね。
その結果、睡眠時やリラックスするべき時などに、
副交感神経が働けなくなり、不眠などが出たり、
必要以上に興奮するようになり、本来聞こえないはずの音が聞こえます。
また、筋肉が固く力が入るので、痛みやめまい、頭痛なども出ます。
こういう不調は自律神経を整えないと良くなりません。
そして、自律神経が高ぶっている理由を消していかないと、
何度も繰り替えすことになっていくのです。
だからこそ、気のせいでは絶対にありませんし、
無視してても良くなることはありません。
自律神経失調症の原因は明確にあります。
よくならない理由も明確にあります。
その両方が分からない限りは、絶対に自律神経が治らないのです。
だからこそ、ちゃんと向き合う必要があります。
どんな良い整体に通っても、自分で気を付けることをしなければ治りません。
なんとなくの症状で、病院でも気のせいと言われた。
そう思って放置すると、期間が長ければ長いほど、
良くなるまでの期間は伸びていきます。
症状に対して気のせいと言われた。
それは知識がないからです。
ちゃんと治せるところを探してくださいね。
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