いつもありがとうございます。
勝田台の自律神経専門整体院、
「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「強押し(圧し)は基本的には良くありません。強い刺激は身体を固めます」です。
当院に来られる方でも、度々強い刺激が好きな方がいます。
しかし、ハッキリ言って、殆どの場合、強い刺激は悪影響です。
私自身、手技療法はするのも受けるのも好きなので、
様々な手技を受けていますが、効果が大きいと感じるもので、
強い刺激のものは殆どありません。
ただ、お2人だけ強い刺激でも治療効果を感じた方がいました。
強い、痛いというのは基本的に身体へのダメージです。
しかし、それを押さえて効果を出すには、かなりの熟練が必要になります。
なので、はじめから強い刺激を提供するところでなければ、
特に意味もなく強く圧しているだけなので、はっきり言って治療効果はありません。
そして、その強い刺激で悪化を押さえるには修練が必要なのです。
なので、強押しを売りにしていない治療院で強い刺激を受けると、
逆に身体を痛める結果になるので、状態はどんどん悪化していきます。
それでも、強い刺激を求める方はいらっしゃいますね。
それは、一時的にでも痛みがなくなるからです。
では、悪化していると書いているのに、何故一時的に症状が消えるのか?
本日はそれについて説明していきます。
強押し(圧し)は基本的には良くありません。強い刺激は身体を固めます
私も一時期強い刺激での施術を行っていました。
痛みの強い方の対応がメインだったので、
強い刺激を入れることで痛みを無くせるのです。
しかし、一時的には良くなるものの、効果が続かないのです。
毎週来ている方でも、3~4日経つと症状が戻ってました。
それは何故なのか?
本当にこれは治療になっているのだろうか?
そんな疑問が強かったわけですね。
そもそも、指圧は強い刺激で痛みを止める手技ではないので、
指圧のやり方で強く圧しても、それは考え方がごちゃごちゃになっており、
本来の効果も、痛み止めの効果もない、中途半端なものになっていたわけです。
にも関わらず、何故痛い刺激であれば一時的でも痛みがなくなるのか。
これは凄く簡単で、痛みに対して、人は力をいれて防御します。
そうすると、筋肉に力が入るので、筋肉はより固くなっていきます。
より固くなった筋肉は血流が悪くなり、神経も鈍感になるので、
状態としては悪化しているにも関わらず、症状はマヒして感じなくなるのです。
しかし、結局悪化しているので、筋肉が自然治癒で緩んでくると、
症状が再発し、痛みなどが数日で戻ってきてしまうのです。
では、逆に痛い刺激でも効果がある場合はなぜか。
これも簡単で、痛みがあるにも関わらず、
受け手が変に力まない刺激のため、しっかりと効果が出るのです。
・・・矛盾してますよね。
そうなんです、でもその効果を出せるのが熟練したセラピストで、
それができないのであれば、痛い刺激はマイナスにしか効果を発揮しないのです。
なので、そもそも痛い刺激で治療をする、というところであれば良いのですが、
別にそういった場所でもないにもかかわらず、痛い刺激を求めると、
身体はどんどん固まり、状態はずっと悪化することになるのです。
最近は会いませんが、「私痛いのが好きなんです」という方がいます。
しかし、実際施術を始めると、触れただけで力が入ったりします。
これは防御反応として、強い刺激で筋肉を緩めようとした結果、
身体を壊されないように力んで守る、という矛盾した反応が出ているのです。
なので、触られただけでも力が入るようになります。
痛く押される準備をしているわけですね。
強く痛い刺激を受け続けた方の場合には、
そういう反射が出るようになるので、実際の治療に入るまで時間がかかります。
まずはこの防御反応を取り除かないといけないわけですからね。
それくらい、強い痛い刺激というのは身体に悪影響を及ぼします。
勿論、先に書いた通り、強い痛い刺激を中心に施術をしているところであれば、
ちゃんと必要な技術で治療をしてくれるでしょうけどね。
ただ、まだマッサージなどを受けたことのない方に関しては、
出来るのであれば、弱い刺激での施術がお勧めです。
強い痛い刺激のところは悪くなるところもある中、
弱い刺激の場合には最低の場合でも効果がない、でとどまるからですね。
勿論、当院は優しい刺激で最大限の効果を出します!
局所によっては痛みが強い場合もありますが・・・。
本当に健康になりたい方は是非当院までご連絡くださいね。
自律神経失調症から肩こり、腰痛まで何でもお任せください。
ストレートネック、猫背、平背、反り腰、骨盤などの、
姿勢矯正から、正しい姿勢の取り方まで。
身体を良くするには姿勢を良くするのが必須です。
姿勢を良くするには、時間のかかる、
1分以上の筋トレ不要、ストレッチ不要、体操不要です。
上記のものはその時使う筋肉ですが、
姿勢を良くするのに使う筋肉は常に使われる筋肉です。
マラソンの体力や筋肉が短距離走でつかないのと同じで、
短時間の運動や、トレーニングでは姿勢改善は見込めません。
正しい姿勢指導、矯正のお手伝いをさせてください。
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