こんにちは!
自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「無理にポジティブになる必要はない」です。
一般的な整体院では、
「あなたは良くなっています!良くなっていると信じましょう!」
ということが多いようです。
私も以前まではそうだったのですが、
自律神経のに特化した整体院として看板を出した時、
それはやめることにしました。
これは簡単なことで、
ネガティブになっているのは、身体に問題が生じているからなのです。
そして、そいの問題が残っているにもかかわらず、
「私は良くなっている。大丈夫だ」と信じるのは、
凄いストレスがかかることだと思います。
しかし、ポジティブになるのは、治療効果としては、絶大です。
では、何故ポジティブになれないのでしょうか?
本日はそれについて書いていきます。
無理にポジティブになる必要はない
感情というのは、基本的には自律神経に操られています。
怒りやすい人は交感神経が、穏やかな人は副交感神経が働いてます。
だから、感情というものを操作するのは難しいんですね。
怒ったり、穏やかになったり、それらが激しい人は、
自律神経の乱れが大きく、極端に両方に偏ります。
だから、怒った後にやさしくするなど、DVのような態度になるわけですね。
そういう人は、周りにいる人が振り回されますし、
何より本人が自律神経の切り替わりが激しいせいで疲れます。
しかし、結局それ自体は自律神経の影響によるものです。
性格などではないので、自律神経が整うことで、
その感情の起伏はどんどん穏やかになります。
なので、交感神経の働きが強い人が、
イライラしている時に落ち着こうとすると、それは凄いストレスになります。
収まるはずがないですよね。
身体が戦いのモードになっているのですから。
これは、ポジティブ、ネガティブについても同じだと思います。
交感神経が優位な人は、頭が働き過ぎるので、
ネガティブになることも多いです。
この、働き過ぎるというのは良いことではなく、
不要なことまで考えてしまうので、ネガティブに傾きやすかったりします。
だって、施術を受けて、セルフケアを教わったら、
とりあえずはそれをやってみよう、となりますよね。
でも、交感神経が強い方は、
それでも良くならなかったらどうしよう。
お金が無駄になったらどうしよう。
時間を無駄にしたらどうしよう。
と、様々なことが勝手に思い浮かぶのです。
だから、自律神経が整えば、勝手に良くなったのを自覚出来ます。
自律神経が整えば、考えすぎるのが止まるので、寝つきも良くなります。
寝つきが良くなれば、身体が回復できるようになるので、
勝手にどんどん身体は良くなっていくのです。
多くの整体院も、患者さんもそうなのですが、
私たちは施術をするから、身体が良くなるのではありません。
私たちは、身体を良くするスイッチを入れて、
後は勝手に身体が治してくれるのです。
だから、自律神経を整える必要があり、
患者さんご本人は自律神経を乱さない努力が必要なのです。
そこに関しては、ネガティブだろうが、
ポジティブだろうが、関係ありません。
なので、私は、
「自律神経のせいで不安になっている状態です。
無理にポジティブになる必要はありません。
なので、感じたままを教えてください。
何が良くなった、何が悪いまま、というのをお互いに確認しましょう」
とお伝えしています。
施術で客観的な検査を使っているのに、
受け手には主観的なものをお伝えするのは変な話ですもんね。
飽くまでも、ポジティブというのは、結果出てくるものです。
無理にポジティブになろうとすると、メンタルでの差異で
大きなストレスがかかるので、ご注意ください。
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