こんにちは!
自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「運動習慣があると、身体が治りやすいのは何故?」です。
当院に来られる方は殆どが病院に行った後に来られます。
やはり、体調不良が出たときには、病院に一番に行くんですね。
そして、治らないから、今度は病気で調べて、整体などに行きつきます。
勿論、病院でも治る方がいますし、病院で治る方は比較的軽症なので、
それで治るのであれば、それが一番なんですけどね。
そして、病院で治らない方が大体言うのが、
「運動しろと言われました」
という言葉です。
勿論、病院は病院で考え方があるのですが、当院も考え方があってそう伝えます。
当院では病院と違い、「運動はしないでください」と伝えます。
しかし、当院では「運動習慣はありますか?」とも聞きます。
ここの違いはなんなのでしょうか?
本日は運動習慣があると身体が治りやすいのですが、
運動を中止させる、という矛盾はなんなのかをお伝えします。
運動習慣があると、身体が治りやすいのは何故?
もうタイトルに答え書いちゃってますね(笑)
運動習慣がある方の方が、身体の回復が早いのです。
運動していると、筋力があったり、筋肉の柔軟性が出るので、
身体の回復が早まりやすい、というのはあります。
そして、おそらくそれを期待して、病院では運動をするように言われるのでしょう。
しかし、運動習慣がある利点はそれだけではありません。
当院が最終的に求めているものは、良い姿勢です。
というか、結局それが取れないと、身体が良くならないのです。
そして、良い姿勢を取るには、バランスよく全身の筋肉を使う必要があります。
ですが、普段使っていない筋肉というのは、意識しても使うのは難しいです。
普段しないのにキャッチボールをしたり、サッカーをすると、
筋肉痛になったり、うまく動けなかったり、下手すると肉離れします。
投球や、サッカーの良いフォームを知っているとしても、
身体の使い方を忘れているので、できないのです。
しかし、ある程度スポーツをしている方の場合には、
筋肉が上手く使えるので、練習しなくても、フォームが出来たりします。
ここの違いは、身体を普段から使い慣れているかどうか、です。
言い換えれば俗にいう運動神経、というものですね。
姿勢を良くするにも、運動神経は大いに関係します。
特にボディーバランスが大切な競技は違いますね。
以前、腰痛のある反り腰の方に姿勢をお伝えしたところ、
次の来院まで良い姿勢を一回で取得した方がいました。
話を聞くと、ダンスをしており、なんとなく綺麗な姿勢をイメージすると、
腰をそらした状態と思っていたようで、簡単に言うと、勘違いしていただけだそうです。
ダンスやバレエなどをしている方は、抜群に感覚が良いので、
このように割と数回で姿勢は治ってしまいます。
そして、その良い姿勢を取ると、普段頑張っている悪い姿勢から、
解放されて筋肉の負担がなくなるので、楽に立てるようになります。
逆に、格闘技や接触の多いスポーツをしている方は、
姿勢を治すのには時間がかかります。
身体を守る形に固めてしまっているので、
余程姿勢に気を付けている方でないと、丸まりやすいのです。
そして、一番最悪なのが、スポーツはしないけど、
マシントレーニングはする、という層です。
マシントレーニングは私も好きなのでしているのですが、
あれって、重い重量を上げるほうに意識が行ってしまうので、
パーソナルトレーナーなどが付いていなければ、簡単に姿勢が崩れます。
その結果、自分の使いやすい形で重量を上げるので、
得意な筋肉は強く硬く、苦手な筋肉は弱く使えなくなるのです。
そして、マシントレーニングが好きな人の一番悪い点は、
自分の好きな筋肉しか鍛えないところです。
これも本当に最悪なのですが・・・この話は次回にしますね。
身体が悪い、と言われた方は、安易に運動を始めないでください。
安易に始めた運動は、今の悪い姿勢のまま、得意な筋肉を使うので、
どんどん身体をゆがめる結果になってしまいます。
大切なのは身体を正しく扱うことと、変な癖を抜くことです。
歪んだ身体では、どれだけ頑張ったところで、
変な癖の残ったまま身体を使うことになるので、
身体はどんどん歪んでいきます。
不調な間は運動をするのは間違いかもしれません。
身体とよく相談して、決めてくださいね。
そして、正しい使い方をしたい方は、是非当院にお越しください。
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