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血圧を学びましょう!

こんにちは!

自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。

 

本日は「血圧はどういうものかご存じですか?」です。

皆さん、血圧の基準てご存じですか?

血圧は135/85を超えたら高血圧と言われる時代です。

 

この基準は何によって決められていると思いますか?

陰謀論などは詳しくないのでおいておきますが、

お医者さんたちが話し合って決めています。

 

西洋医学・・・お医者さんの最重要な課題は「人を死なせないこと」です。

そのため、血圧が高まると、脳や肺、内臓に血栓が流れたり、

血管に負担をかけ、ボロボロになった血管が破れやすくなり、

死に至るリスクが高くなるので、そのリスクを未然に防ぐぐため、

高血圧というものが定められています。

 

そして、その高血圧は基準がどんどん低くなっていっているのです。

1987年では180/100。

2000年では140/90。

そして、数年前から135/85ともう一段階下がっています。

 

しかし、血圧はそもそも何故変動するのでしょうか?

今回はそれについて書いていきます。


血圧はどういうものかご存じですか?

血圧とはそもそもなにかご存じですか?

簡単に言うと、心臓がどれだけ頑張っているのかを数値化したものです。

血を全身に送るには、心臓が頑張る必要があります。

その心臓の・・・ある意味で頑張っている程度を、血圧という数値で表しているわけです。

 

上の数値と言われるものは、心臓が広がりきって心臓に圧をかける時です。

下の数値と言われるものは、心臓に溜まった血を送り切って、広がる時です。

・・・・わかりにくいですね。

 

140/60の人で言うと、

140の時に心臓が力を入れて血液を心臓から送り出し、

60まで縮んだら心臓を膨らませ始める、ということです。

 

心臓の音で例えられる「ドキドキ」は、

「ド」で心臓が縮み始め、「キ」で心臓が膨らみ始めます。

つまり、心臓が血を送っているのは、「ドキッ」と言っている短時間なんです。

 

そして、その血液を送り込む量は、血圧の上下差の量です。

140/60の人で言えば、80の力が送り込めます。

 

この140や60、80というのはmlなど水分量ではなく、ただの数字と思ってください。

単位は「mmhg」と言って、昔は水銀を用いた計測をしていたので、それが用いられています。

水銀(hg)が何ミリ(mm)持ち上がったか、ということです。

上記で言うと、80mmhgの力があります。と言ってもわかりにくい上、

合っているかは微妙なのでそれは気にしないで良いです。

 

細かい話が続きましたが、血圧とはこういう風に決められている、というのをご理解ください。

では、その血圧は何故上下するのでしょうか?

身体というのは凄く優秀なので、全身に血が回るようにしてくれています。

血管を全てつなげると、地球2周半程度の距離になると言われています。

その血管全てに、あの小さな心臓が血を回しているのです。

 

なので、塩分を摂り過ぎて身体の中の水分が少なくなったり、

そもそも脱水の状態であったり、

筋肉がかたくなり血管の中を血液が通りにくかったり、

運動をして筋肉が酸素を沢山必要とすると、

心臓が激しく働いて、全身に早く大量に血液を回そうとするのです。

 

水分関係に関してはご自身で気を付ければある程度簡単に落ち着きます。

しかし、後者2つに関しては気をつけようがありませんね。

筋肉を固めないようにするのも、運動をしないようにするのもそれは無理です。

なので、それに関しては対処療法的に行う必要があるのです。

 

そして、血圧を上げるもう一つの重要な要素があります。

そう、それが、ストレスですね。

 

ストレスというのは様々な要因があります。

ストレス、と言っても何もイライラしたときだけにかかるのではありません。

人とのかかわりは勿論、運動や筋トレ、食事、飲酒、喫煙、仕事などなど・・・。

交感神経の高まるものは全てストレスと言っても差し支えありません。

 

勿論、人間として生きていくうえではストレスはなくしきれませんし、

ストレスなく生きるというのは不可能となります。

 

しかし、ストレスがかかり、交感神経が高くなってしまうと、

筋肉は固くなり、心臓の動きは早く大きくなります。

いくら薬を飲んでも、水分を摂っても、

自律神経が落ち着かない限りは血圧は落ち着くことがありません。

 

逆に、ずっと眠っている場合は血圧が下がっていきます。

通常、立ったり座ったりしている場合には、人の身体には重力がかかります。

しかし、寝ている場合には縦方向には重力がかかりません。

 

立っていると、心臓の位置からその上の脳まで送る力が必要ですが、

寝ていれば、ほぼ同じ高さにある脳に送るだけなので、心臓が頑張る必要なありません。

また、動かなければ筋肉はどんどん細く弱く柔らかくなるので、心臓は楽をできます。

 

その結果、心臓はどんどん弱く小さく働くようになり、

立ったときに脳まで血がいきにくく、手術後などは失神してしまうわけです。

 

立ち眩みや、低血圧の方々はこの症状が出ていると思ってください。

本来、寝て起きた後には血圧を上げないといけないのですが、

そのスイッチが入りにくくなっているため、脳まで血がいかず、ふらついてしまうのです。

 

勿論、単純に首回りの筋肉が固すぎて脳に血液が行きにくい、という場合もあります。

飽くまでも、そういう要因もある、という程度にご理解ください。

 

血圧のこと、なんとなくご理解いただけたでしょうか。

単純に薬を飲んでも、筋肉が固い、自律神経が乱れているなど、

その他の要因があれば、根本的に改善することはありません。

 

何故血圧が高いのか。

その理由を理解して、治せるところを改善してくださいね。

交感神経を落ち着けるのは当院の施術が最も効率的です。

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