こんにちは!
自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「正座は膝に悪いか」です。
この間来られた膝の悪い患者さんから
「正座は膝に悪いでしょ?しないほうが良いですか?」
と言われたことがありました。
そういえば、今まで何回か言われたことがありましたが、
悪いわけがないので、してよい、と言っていたのですが、
そういえば何故ダメという通説があるのでしょうね?
多くの方は「病院で言われました」と言いますが、どうなんでしょう?
今回は何故正座がダメと言われているかです。
正座は膝に悪いか
結論から言うと、全く問題ありません。
むしろ、正座はふとももの前側の筋肉を伸ばすので、
ストレッチ効果が期待できるため、有益である場合すらあります。
そして、調べた結論から言うと、
「正座がダメ」と言っているお医者さんはネット上には見当たりません。
では、何故正座は膝に悪いという通説があるのでしょうか?
一応、「正座は膝に負担をかけるので若いころから長時間すると、膝を悪くする」
という話は見つけましたが、これもぼんやりしています。
無理やり解釈するのであれば、
1.長時間正座をしているとももの裏の筋肉が固く縮む。
2.その筋肉を伸ばすには桃の前側の筋肉が倍以上頑張る。
3.その頑張りは膝を跨ぐ桃の前側の筋肉に負担をかける。
その結果、膝に悪いということは言えるかもしれません。
その他、あまり納得いくような説明はあまり見当たらないんですよね・・・・。
ただ、私は膝の痛みがある人でも、
正座をしたいという人には正座を進めています。
その結果、今までの良く分からない姿勢を続けているときよりは、
膝の痛みが出にくくなっているという事実があります。
数名ですけどね。
正座が膝に悪い、正座をしていると膝に負担が強いというのは恐らく逆で、
「膝の痛い人は正座ができなくなる」ということなのではないか、と思います。
なので、膝が痛くても、正座ができるならして全然問題ないですよ。
勿論、膝関節の中の状態によっては正座ができないでしょうけど。
また、膝が痛くて正座ができない方の場合には、ちゃんとケアが必要です。
無理してストレッチなどをしても、逆に悪化する場合があります。
ちゃんと知識のある人からの指示を受けたうえで、正座の練習をしてくださいね。
当院でもその希望があれば、解決できるように指導させていただいています。
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