こんにちは!
自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「施術を受けた後の過ごし方」です。
この間来られた方に
「次来るまでに何かストレッチをしたほうが良い?」
と聞かれることがありました。
皆さん、早く治したいので、できることを聞いてくれるのですが、
「お伝えしたことだけ」をしてほしいです。
毎回、宿題を出すのですが、「それだけ?」と言われることも多いです。
では、何故それだけで良いのでしょうか?
今回は、何故簡単な宿題を出すのか、説明していきます。
施術後のセルフケアが簡単な理由
皆さん、症状が強くなると、なんとかしたくて来られますよね。
では、痛みやコリが出ている状態はどういう状態でしょうか?
基本的には骨には感覚がないといわれています。
仮に骨に痛覚があれば、指を曲げることもできませんし、
屈伸なんてもってのほかです。
軟骨があるから、とよく聞きますが、あれは滑りをよくするだけなので、
感覚とははっきり言って違います。
骨を折ると痛い、というのも実は骨が痛いのではなく、
折れた骨のとがった部分などが筋肉や皮膚を傷つけるため、
痛みが出ているのです。
なので、骨折した後そのまま放置して、
折れた断面が丸まれば痛みはなくなりますし、
逆に変な付き方をすれば、筋肉などが引っかかる形になり、痛いのです。
この辺は少し複雑なので、今度掘り下げて書きます。
懲りや痛みは筋肉が出しているのはなんとなくわかってもらえたでしょうか。
では、凝りや痛みを出している筋肉はどんな状態になっているでしょうか?
懲りとは、筋肉が固く、伸びない状態だと思ってください。
固く伸びないため、血流が悪くなり、力が抜けず、固い感じがするのです。
それに対し、痛みは筋肉が炎症を起こしているような状態です。
上記の凝った状態を無理やり使おうとすれば、筋肉は千切れないように頑張ります。
頑張った筋肉は傷つき、炎症が起こることで痛みとして症状を出します。
その筋肉の状態でストレッチをするとどうなるでしょう?
炎症とは肌で言えば切り傷のようなものです。
ストレッチは肌を伸ばすようなものなので、くっつきそうな肌をまた引っぺがす形になります。
傷とはいえ、肌のようなかさぶたができるわけではありませんが、
筋肉の炎症も治るためにはかさぶたの役割をするものを作ります。
当院の施術はそのカサブタを作り、肌の回復を助けているものと思ってください。
なので、その回復中に使ってしまうと、またかさぶたが取れてしまいます。
だからこそ、施術を受けた後の回復期間はあまりストレッチなどはしないで良いと伝えます。
では、施術を受けた後何に気を付ければよいか。
セルフケアをしないのであれば、何をすればよいのか。
これが最重要で、良くなるにはこれを一番意識しないといけません。
施術後、一番しないといけないこと。
それは・・・姿勢です。
筋肉が固くなっているのは、姿勢が悪いせいで筋肉が過剰に頑張っているせいです。
そのため、悪い姿勢を続けてしまえば、また同じ筋肉に負担がかかり、傷をつけます。
回復できているのに、かさぶたができているのに、またそこを使ってしまうのです。
だからこそ、かさぶたを保護する意味もあり、良い姿勢をとって、
そこに負担をかけないようにするのが重要なのです。
当院では、施術後にはその姿勢を治すためのセルフケアをお伝えしています。
姿勢を治す程度のセルフケアなので、超簡単で効果があるのか疑われます。
が・・・本当に効果があるんですね。
皆さん、身体が悪くなっているのは原因がわからないからです。
原因がわからないからこそ、悪いままになってしまい、
良くなることもなく、回復できなくなってしまうのです。
治療自体は私たちが行います。
では、受ける方々に必要なのはなんでしょう?
それが、良い姿勢を保つことなのです。
しかし、姿勢を悪くしている原因や、その理由は様々です。
そのため、人によって様々なセルフケアが大切になります。
身体を良くしたい、姿勢を良くしたい方は当院にお越しくださいね。
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