こんにちは!
自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「施術後の発熱について」です。
この間来られた方が、帰った後に熱を測ったところ、
37.5度になっていて驚いた、という方がいました。
時期が時期だけでにコロナなのかもと・・・。
今回は施術を受けた後の発熱について書いていきます。
何故熱が上がったのか?
好転反応の説明の前に、何故熱が上がったのかを説明する必要がありますね。
昨今、熱がある、というのは悪だというような風潮があると思います。
熱があるといえば解熱剤を処方され、咳が出ればせき止めを処方され・・・。
これらは対処療法の極みですし、なんなら根治療法の邪魔をしています。
身体には免疫力という機能があります。
昨今、新型コロナの影響もあり、免疫力を高めましょうと言われることも増えましたね。
そのため、様々な方が「免疫力」という言葉を耳にしていると思います。
免疫力を上げるためには体温を上げると良い。
抗酸化力の強い食べ物を食べると良い。
こんな話はよく聞きますよね。
しかし、免疫力とは具体的になんなのでしょうか?
身体の中に入ってきた菌はどうなるでしょうか。
基本的には免疫細胞といわれる細胞たちがそれらを攻撃し、
やっつけることで、病気が発症する前でとどまれるのが、免疫です。
では、何故菌が入ると体温が上がるのでしょうか?
免疫細胞は基本的には体温が高いほうが働きやすいといわれています。
36.5°を基本として、それより下がると働きが悪くなり、
それよりも上がると働きは良くなります。
そのため、免疫力を高めるには、免疫細胞が働く主体である、
体温を上げることが、免疫力向上につながるといわれているのです。
菌が入ったときというのは免疫細胞を沢山働かせないといけないときです。
菌が入ってきた際には、体温を上げることで戦おうとするのです。
では、何故施術後に体温が上がったのか?
これは非常に簡単なことで、病気が発症するほどではないものの、
身体の中に菌が多数存在していた可能性があるからです。
また、身体の固い、悪いところが多くても、施術後は体温が上がります。
免疫反応もですが、身体をよくするには細胞の働きを良くして、
血をガンガン回す必要があるので、体温を上げるのです。
細胞も栄養も酸素も、血という水路に乗ることで、
様々な個所に行くことができます。
逆に言うと、血がいけないところはどんどん弱く、悪くなり、
しびれや違和感になり、最終的には壊死してしまうのです。
施術後に発熱をはじめ、様々な症状が出るのは身体が悪かった証拠です。
解熱剤はその身体の素直な反応を無理やり押しとどめていると思ってください。
子供などの際には解熱剤が必要なこともあるようですが、
大人であれば解熱剤が必要になることは殆どありません。
勿論、無理を押して仕事をしないといけない場合は別ですが・・・。
身体を無視して無理をしないといけない仕事はちょっと・・・。
と、私は思ってしまいます。
免疫力だけでなく、健康のためには高い体温が必要です。
体温が下がっているのは、身体が悪くなっている証拠です。
体温が上がることにも、喜びを感じられると素敵ですね。
体温が低すぎる、という方はお早めにお身体のケアがオススメです。
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