賢「うーん・・・」
康「よう、賢。どうしたんだ?」
賢「おう、康。この間整体院の選び方について教えてもらっただろ?予約したんだが、どうやって行こうかと思ってな」
康「どうやってとは?」
賢「服装とか、なんか準備していくこととか。初めてだから全然わからなくてな」
康「ああ、確かに俺も初めての時はどうすれば良いのか不安だったなぁ・・・」
賢「そうだよな。少し不安なんだ」
康「よし、じゃあ俺がどんなことに気を付けるか教えてやろう。何が気になる?」
賢「まずは、服装かな」
康「基本的には動きやすい恰好が良いかな。ジャージとか、ヨガするときとか。まあ、でも難しく考えなければ大丈夫。しわができやすい施術もあるから、良い服では行かない方が良いね」
賢「じゃあ、半そで短パンとかかな」
康「そうだな、それで全然問題ない。まあ、難しく考えないで良いぞ。スリッパ出してくれるところが多いから、靴下は合った方が良いかも」
賢「なるほどな。じゃあ、半そで短パン、靴下は持っていけば良いか」
康「そうそう。あ、賢は関係ないけど、女性の場合はスカートもやめておいた方が良いな。検査で足を動かす時とかもあるし。楽な恰好だけど、動いても大丈夫な恰好、ってのが一番かな」
賢「あ、そう考えると短パンはあんまり良くないか?肌同士がくっついて嫌な感じとかない?」
康「その辺はあんま気にしないんじゃないかな。受け手が嫌じゃないかどうかだけ」
賢「時間とかはどうすれば良いんだ?」
康「基本的には、早くても5分前とかかな。どんなところかにもよるけど、問診がある場合もあるし。その辺は整体院側に指定されると思う。ただ、遅刻だけは絶対にしない方が良い」
賢「しないけど・・・なんでだ?」
康「単純に時間が短くなったり、治療が駆け足になったりする。勿論、出来る限りはしてくれると思うけど、遅れても5分だな」
賢「予約の5分前後に行くのが大切なんだな」
康「あんま早く行って前の人がいるのもなんだしね。もし心配であれば、整体院側に聞けば大丈夫。先生が複数人いる場所なら、10分とか早くてもだれか対応してくれたり、待たせてもらえるだろうからな」
賢「あ、そうそう、個人のところとグループみたいなところはどっちが良いんだ?」
康「どっちも長所、短所があるからなんとも言えないな。ただ、基本的には個人でするくらいだから、グループのトップの実力はあるであろう個人のところの方が、腕は良いと思う」
賢「そんなに腕の良い人がいるのか?」
康「それくらい自身がないと一人でしないでしょ、って話。まあ、実際には全然うまくないこともあるし、場所によるかな」
賢「選ぶの難しいな・・・」
康「グループのようなところの利点は、人がいる安心感、予約の取りやすさ、営業日時の多さがあるかな。個人のところでは絶対に真似できない。グループでも担当制のところもあるし、一概には言えないけど」
賢「個人のところは?」
康「案外柔軟に対応してくれるところと、一人で見てくれる安心感、あとは他に人がいない分、放しやすい、って思う人もいる。ただ、どうしてもその先生一人なので、体調不良とか急用でキャンセルされることが極稀にあるみたいだな。普通の風邪は気を付けても、インフルエンザとかになる人はいる」
賢「んー、俺はグループの方かなぁ」
康「俺は個人の方だし、ま、結局はその整体院の考え方と合うかどうかが一番重要かな」
賢「あとは、行くうえで何か準備していくことはある?」
康「簡単にでいいから、自分の今困っている状態を説明できるようにしておくと良い。まあ、先生たちもプロだから、難しく考えないで良いんだけど、悪くなった期間、原因ぽいものは答えられると良いね。合ってても間違ってても良いから」
賢「絶対に合ってる、ってことじゃなくても良いのか?」
康「絶対に合ってる原因がわかるなら自分で治せるでしょ。合ってないから、治せてない。だから、これだと思う、っていうのをとりあえずは伝えるのが大切だな。半分は合ってる、とかそういうことはあるからな」
賢「了解、頭の中で簡単にまとめとく。他に気を付けることは?」
康「今言ったくらいで、問診に関してはそんなに気を付けることはないかな。先生主導の方がこちらも話しやすいし、任せれば良い」
賢「なるほど、なるほど。あ、メール、電話、ラインでの問い合わせとかあるけど、どれが良いんだ?」
康「場所に寄るかな。どの連絡手段がお勧めです、って書いてあるところも増えてきてるし。俺の場合、予約は記録の残るライン、遅れそうな時は直ぐ伝えられる電話で連絡してる」
賢「なるほど、予約の日時が残るからラインとかメールも良いんだな」
康「俺の場合、特に個人のところに行ってるからな。施術中は電話は出ないって言われたから、ラインで送っといて、時間のある時に返信してもらってる」
賢「結局場所に寄る感じなんだな」
康「そうそう。ホットペッパーとか、予約用サイトがある場合はその辺楽だよな」
賢「なるほど・・・行ってから気を付けることとかは?」
康「客観的にそこが良いところかを判断することかな。先生の熱量とか、よくわからない説明を受けて、混乱したまま回数券を買わされる人もいる。それはあまりに勿体ないから、ちゃんと説明を聞くのが重要」
賢「初めてで回数券買うことなんてあるのか!?」
康「初回限定で割引してる回数券とか売ってるところもある。そういうところは辞めた方が良いな。冷静になって考えられるとヤバイから、大きく割引したりしてる。勿論、背中を押す意味で設定してる、ってところもあるけど、初回限定にする必要ないよな」
賢「なるほど・・・まあ、でもそこは買わないかな」
康「って、言ってて買う人結構いるから気をつけてな」
賢「回数券があるところは危ないのか」
康「いや、回数券を押し売りしてくるところが危ない。今は営業ベースの整体院も増えてるし、そこはきっちり見分けられるようにした方が良いな」
賢「その他は?」
康「よくあるのが、前の整体院で~と言われました、というもの。通ってないってことはそこの整体院の考え方は合わなかったってことだと思うので、忘れた方が良い」
賢「ありがとう!まとめると」
・服装は動きやすく、自分が楽な恰好で。スカート、固い服、高い服などはなるべく避ける
・グループ、個人両方共良い所がある。最終的にはそこの方針で決める
・遅刻厳禁、早くても5分程度。不安な場合は整体院に直接聞く
・聞かれたら答えられるよう、ある程度今の自分の状態を頭にまとめておく
・整体院が変わったら、体の知識や対応法もそこに合わせる
・説明に納得できなければ強い意志で断る。押し売りしてくるところは考えるまでもなくやめる
賢「っていう感じかな」
康「そうそう、そんな感じ。行ってみて駄目そうだったら次を探す、っていうのは絶対に思ってた方が良い」
賢「他に気を付けた方が良いこととかは?」
康「整体においてどうでも良いのが人間性。優しい、イケメン(かわいい)、さわやかとかで決める人もいるけど、もしそれで選んでるのであれば、良くならなくても当たり前と思った方が良い」
賢「そうなんだな・・・ありがとう!勉強になったよ!」
康「それは良かった!もし良い記事だと思ったら、下記から共有してもらえると嬉しいです!」