第17話、自律神経失調症が治るってどういうこと?

賢「んー・・・」

 

康「おう、賢。どうしたんだ?」

 

賢「おお、康。いやな、俺の知り合いが自律神経失調症らしいんだ。まあ、本人が言うだけで、病院には行ってないみたいでな。それでとりあえず、とマッサージ屋に行ったみたいなんだ」

 

康「まあ、病院ってなんとなく敷居高いよな」

 

賢「そうみたいだな。それで、そのマッサージ屋に行くと、自律神経失調症として悩んでいる、肩こり、不眠なんかは良くなるそうだが、なんだか体調がはっきりしないみたいでな」

 

康「何がはっきりしないんだ?」

 

賢「それが、本人もよくわからないらしい」

 

康「どういうこと?」

 

賢「なんとなく不調があって、漠然とした不安感とか、焦燥感があるみたいなんだ」

 

康「ああ、それは自律神経失調症の典型的なところだな」

 

賢「そうなのか?でも、行くと数日、肩こりや不眠は治るらしい」

 

康「それらは肩こりの影響で出る症状だな」

 

賢「どういうことだ?」

 

康「自律神経失調症っていうと色々なものを関連付けたくなる人が多いんだが、実際は全然会計無いことも多い。いや、関係ないというか、自律神経だけどうにかしてもしょうがないでしょ、というものが多いんだ」

 

賢「でも、自律神経が乱れるから肩こりや不眠になるんだろ?」

 

康「そうだな、それは合ってるんだけど・・・重要なのは、その自律神経が何で乱れているか、なんだよ」

 

賢「・・・?ストレスとか気圧とかだろ?」

 

康「休日とか天気の良い日は元気!という場合はそれでも良いんだけど、多分、その人漠然とした不調ってことは、どんな日も関係ないでしょ?」

 

賢「まあ、確かに・・・俺が合う時なんて休日の飲みの場なのにそんなこと言ってるな」

 

康「勿論、極度のストレスがかかれば、休日とか楽しい場面関係なく出るものだけど、それだともっとうつ病とかみたいになる」

 

賢「ってことは、自律神経失調症ではないのか?」

 

康「いや、自律神経失調症だとは思うけど、問題は自律神経ではなくて、なんで肩こりとかが出てるかだな」

 

賢「本人は肩こりや不眠は治ったって言ってたぞ?」

 

康「数日治った、って感じなんだろ?」

 

賢「自律神経が乱れているから再発するんだろ?」

 

康「いや、肩こりや不眠が再発するから、自律神経失調症の症状が出るんだ」

 

賢「言ってる意味が良くわからん」

 

康「要するに、どっちが先かってこと。そのお友達の場合、自律神経が乱れたから自律神経失調症になったんじゃなくて、肩こりになったから、自律神経失調症になった可能性が高いってこと」

 

賢「どういうことだ?」

 

康「自律神経失調症は首や肩の血流が悪くなると出やすいんだ。だから、肩こりから自律神経失調症にはつながるってこと」

 

賢「じゃあ、つまりは肩こりを治せば良いんじゃないのか?」

 

康「でも、それでは治ってない。つまり、肩こりと不眠の治療は出来てるけど、自律神経は全く治ってないってこと」

 

賢「自律神経の治療はどうすれば良いんだ?」

 

康「自律神経の治療は、そのための治療がある。マッサージ屋、整体院、カイロプラクティック、名前は何でも良いんだけど、自律神経の治療をしています!ってところの治療を受けるべきだな」

 

賢「友達が行っているところは凄く腕が良いみたいだぞ?」

 

康「肩こりとか腰痛に対してはうまいのかもしれないな。でも、重要なのは自律神経を治せるかだから」

 

賢「そもそも、自律神経が治るってなんなんだ?」

 

康「超簡単に言うと、本人がきになるかどうかだけだな」

 

賢「そんな曖昧で良いのか?」

 

康「だって、例えば、俺らがあんま眠れなくても、『まあ、そんな日もあるか』で終わるだろ?それとか、極端なこと言えば、色々あって睡眠時間が5時間の人とかでも、『起きれるし元気だな!』って人もいる」

 

賢「それはその生活に慣れているし、自分の意識だからじゃないか?」

 

康「ところが、自律神経失調症の人の場合、週の内2回眠れないだけでも、自律神経失調症を心配する。一日の内何回眠れなかったか、とか意識したことあるか?」

 

賢「・・・そういわれるとないな」

 

康「意外といるのが、自律神経が治ってくると、眠れたか眠れてないかを忘れる人たちだ。『そういえば眠れてないかも』っていう人は本当に多いんだよな」

 

賢「なんでそうなるんだ?」

 

康「それが自律神経の症状だからだよ。ネガティブになったり、色んな事に気が付くようになってしまう。自律神経の内交感神経ってのが働き過ぎるとそうなるんだが、それが落ち着いていくと、あまり気にならなくなっていくんだ」

 

賢「なんか自律神経って厄介だな」

 

康「そう、厄介なんだ。だから、単純な肩こりであれば、今行ってるところで良いんだが、それ以外にも心配なところがある場合は、自律神経を治すところに行くべきだな」

 

賢「今のところも腕は良いのに?」

 

康「勿論、腕が良ければ治る可能性はあるけど、やっぱりそこは詳しい人に見てもらう方が早い。病院なんかも色々な科に分かれてるだろ?」

 

賢「なるほどな。じゃあ、まとめると」


 

・自律神経が治った治らないは本人の感覚

 

・自律神経由来の症状は非常に幅広い

 

・肩こり、不眠、頭痛=自律神経失調症ではない

 

・普通の治療とは違う部分、優先する部分が違うので、専門を探すべき

 

・原因も多岐にわたり、ストレスや気圧の影響が直結するわけではない

 

・なんでも自律神経のせいにしてはいけない

 


賢「っていう感じかな」

 

康「そうそう、そんな感じ。自律神経の治療は厄介だけど、治せると言ってるところも増えてきた。その中で本当に治せるところを探すのが重要だな」

 

賢「確かに友人もストレスのせいですね、って言われたってよ」

 

康「自律神経に関しては知識も重要だからな。勿論、肩こり腰痛なんかも詳しければ詳しい程良いのだけど」

 

賢「そうだよな・・・ありがとう!勉強になった!」

 

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