接客業の自律神経失調症

接客業は自律神経失調症になりやすいです。

皆さん、ストレスのせいと思いがちですが、

実際にはストレスよりも姿勢や疲労、脱水の影響が大きいです。

 

勿論、ストレスに関しては、人によって受け方などが変わりますが、

ストレスを受けても尾を引くことはあまりありません。

受けたストレスはその場で終わることが多いです。

 

仮にそれでも続く場合は、それよりも前から自律神経が乱れていた影響や、

そもそも、その環境でのストレスがあまりに強いせいだと思ってください。

 

前者はともかく、後者に関しては、環境を変える以外どうしようもないです。

原因が環境であれば、そこにいる限りは再発するわけですから。

 

なので、後者の場合は転職してくださいとしか言いようがありません。

整体はもとより、カウンセリング、薬など、何をしても無駄です。

 

しかし、実際には環境のせいだと思っていたら、

自分の自律神経のせいだった、ということも多いのです。

 

なので、環境に思い当たる節が無ければ、環境は後回しにしましょう。

もし、思い当たる節があれば、

少し環境を整えながらでも良いかもしれませんね。

目次

1.接客業の特徴

1-①綺麗な姿勢を意識する

1-②休憩が少ない

1-③水分摂取できる時間が少ない

 

2.症状が出る原因

2-①肩、胸を張り過ぎている

2-②ストレートネックになっている

2-③脱水

 

3.治す方法と個人の注意点

3-①背骨を整え、筋肉を緩める

3-②正しい姿勢を覚える

3-③肩の力を抜く

 

4.総括

 

5.お問合せ

 

6.関連リンク

1.接客業の特徴

接客業の厄介なところは、人から見られるというところにあります。

多くの方が良い四肢絵を意識するわけです。

しかし、自律神経が乱れる原因で一番多いのは、

変に意識した間違った姿勢の影響です。

 

例えば、あなたは変に胸を張っていませんか?

肩を引いていませんか?

一般的に綺麗と言われるこの姿勢ですが、

この姿勢は良い姿勢どころか、自律神経を乱す姿勢になります。

 

そして、この姿勢を取ろうとすると、反り腰にもなります。

つまり、そこから腰痛にもつながります。

腰痛もある方は立ち方を治せば治ると思ってください。

①綺麗な姿勢を意識する

接客業の方は絶対に良い姿勢を意識しますよね。

お仕事で人と接する以上、当たり前の部分だと思います。

 

どんな姿勢が良いと思いますか?

これ、良くあるのですが、

頭から糸でつるされるような感じ。

 

というのは実は間違っています。

イメージ的には、逆に床から真っすぐ生えているような感じです。

 

姿勢の見方は正面からではわかりません。

基本的には横から見ると思ってください。

 

その時の指標が、

耳、

肩の先端(肩峰)、

股関節(大転子)、

膝関節(膝蓋骨の後ろ)、

外くるぶし

になります。

 

立ってても座ってても、

体重がつま先やかかとにかかっている場合、

どこかでその指標が前後に歪んでいるのです。

 

これが一直線の姿勢が良い姿勢です。

これは解剖学、運動学として正しいものなので、

これ以外の姿勢は体に負担をかけると断定できます。

 

そんなわけがない!

と思う方もいるかもしれませんが、

そもそも現状不調が出ている以上、

間違っている可能性もあるのをご理解ください。

 

勿論、他が原因になってることもありますが、

絶対あっているとは思わないでください。

②休憩が少ない

休憩が少ないのも大きいですね。

眠そうに接客はできないと思います。

 

なので、結局は無理にでも目を覚まさせ、

脳を興奮させる必要があるわけですが、

その際にスイッチが入るのが交感神経です。

 

自律神経失調症は交感神経が働き過ぎていることが殆どです。

では、交感神経が働き過ぎている原因は?

 

交感神経が働く時間が長いと、スイッチが中々切れなくなるのです。

疲れていれば、普通はスイッチが切れます。

しかし、休めない分、余計にスイッチを入れないといけないので、

結果、どんどん強くスイッチが入るようになってしまうのです。

 

その結果、家に帰っても、寝ていても交感神経のスイッチが入りやすくなります。

そこから、寝つきの悪さや、途中で目が覚める状態になる訳ですね。

 

疲労と眠気があまりに強い方の場合は、まず疲労を取るのが重要です。

休日などはしっかりと休むことから始めてください。

③水分摂取できる時間が少ない

これもかなり多いですね。

水分が全然取れていない方。

業種によっては、本当に全然飲めないという方もいるようです。

 

特にトイレに行けないから飲めない、という方は多いですね。

勿論、その場合は仕方ないのですが、

そこで体が脱水に慣れてしまい、休日も脱水になっている方が多いです。

 

そういう方はそもそも水分が取れなくなっていきます。

本人は喉が渇いてない、というのですが、

殆どの場合、身体を触ると脱水の状態になっています。

筋肉がゆでたささみのように固くなるんですね。

 

なので、お仕事外、仕事前後、休憩で水分をしっかりと摂るのが重要です。

あ、コーヒーやコーラのようなカフェイン入りは辞めて下さいね。

2.症状がでる原因

自律神経の症状が出る一番の原因は、

首が前に突き出ている状態、所謂ストレートネックです。

最近だとスマホ首とも言われますね、

 

なので、首の状態が良く成れば、

基本的には自律神経の症状はなくなることが多いです。

しかし、首の状態の悪さは首だけが原因ではありません。

①肩、胸を張り過ぎている

先に書いた通り、良い姿勢を取ろうとして、

肩や胸を張り過ぎると、バランスを取るために、頭は前に出ます。

この状態がストレートネックを助長させます。

 

ここの意識が変わらなければ、

ストレートネックは何度も繰り返すことになります。

 

ここが厄介で、SNSや整体など、多くの所で、

胸を張りましょう!肩を引きましょう!

と言われることが多いです。

 

なので、皆さん無意識にしていて、それが癖になり、

自覚もなく、やめることもできない、という方が多いのです。

問診している間にもそういう動きをする方が居るくらいですからね。

まずは良い姿勢を正しく理解しましょう。

②ストレートネックになっている

上記の意識の結果、頭が前に突き出ます。

これがストレートネックですね。

 

ストレートネックは首の骨が真っすぐになっている状態です。

本来はCの字に曲がってないといけないのですが、

頭が前に突き出ると、首のカーブは維持できず、

結果、首の骨が真っすぐになってしまうのです。

 

これは当たり前で、例えば、肩が後ろに引かれている時、

頭も後ろに引くとどうなりますか?

後ろに倒れますよね。

もしくは、腰を思い切りそらしていると思います。

 

逆に、猫背、巻き肩を作ると、頭は引きやすくなります。

肩を引き過ぎている方の場合、

バランスを取るためにストレートネックになっているので、

まずはその土台になる体幹から治さないといけないのです。

 

SNSでストレートネックを治すストレッチ、体操というのも見ますが、

殆どが意味ない上、下手すると悪化させるので、絶対にしないでください。

③脱水

脱水の話をしましたが、では脱水は具体的にどんな悪影響があるのか?

脱水の問題点は、血流が悪くなることにあります。

 

人の体は60%が水分と言われています。

その水分は、血液や内臓、ホルモンの働き、皮膚、細部など、

色々なところに使われているわけです。

 

その水分量が減っていくと、それらが正しく働かなくなるわけです。

特に血液は機械で言うと電気のようなものです。

電気の量が減れば、機械も動きが悪くなりますよね。

その結果、先に書いたような、脱水の筋肉、

茹でたササミのような感覚の筋肉になってしまうわけです。

 

これに関しては以下に治療しても治りません。

しっかりと水分摂取することが重要だと思ってください。

2L飲めれば上等だと思います。

3.治す方法と個人の注意点

当院での治療方針です。

細部はその人によって異なるので、

参考程度にしてください。

来院時に細かくお伝えします。

①背骨を整え、筋肉を緩める。

自律神経失調症の症状だけを治そうとすれば、

先に書いた通り、首が良くなれば良いです。

 

SNSなどで流れてくるストレッチでも、

首のストレッチをして、自律神経に効く、というものが多いですよね。

しかし、残念ながら、当たり前のように再発します。

 

首肩周りが緩むことで血流が改善すれば自律神経は正常に働きだすことが多いです。

しかし、問題はその首肩周りの筋肉が何故固まっているかなのです。

また、筋肉が緩んでも、背骨が歪んで、神経に影響が出てしまうと、

筋肉を緩めても治らないことがあります。

 

その為、当院では背骨を整え、筋肉を緩めます。

その背骨も、首だけでなく、一番下の仙骨から全て整えるのです。

だからこそ、取りこぼしがなく、改善しやすいのです。

②正しい姿勢を覚える

①では治療でしたが、こちらは予防になります。

というか、正直治療よりも予防の方が圧倒的に重要です。

 

自律神経の治療を謳っているところは増えました。

しかし、実際には治療になっていないところも多いのです。

 

治療かそうでないかの違いは、

その後にちゃんと効果が続くかどうかですね。

例えば、一時的に効果を出すのであれば、

整体ではなく、薬でもサプリでもストレッチでも何でも良い訳です。

 

何故整体を選ぶ必要があるのかというと、

その後再発させないための治療を行うからです。

その予防のために、当院では姿勢指導を行っています。

 

最悪な整体院は、自律神経が乱れている原因はストレスというところです。

そこには絶対に行かないでください。

整体でストレス源を変えることは絶対に出来ません。

何故か?

転職をさせることも、対人関係を変えることも、

身体をいじったくらいでは変えられないからです。

 

勿論、最終的に転職した方が良い、環境が変えた方が良い、となる方はいます。

それでもそういうのは5%くらいの方でしょうけどね。

最初からストレスが原因だ、というとこは直ぐ辞めてよいです。

③肩の力を抜く

これが最も重要で、最も難しい所です。

今までの姿勢や、ストレッチで肩を引く、

すくめる、という動きをしていた方は、

その動きが癖になっているのです。

 

そして、身体を悪くしている原因はそれも影響しているので、

無くしていかないといけない癖なのですが、

癖なだけに中々抜けないことが多いです。

 

当院に通院を続けている方でも、

最初は出来ていたものの、期間があくとまたしている、という方も多いです。

良くなってくるとどうしても体への意識もなくなるのと、

やはり期間が開いた分、私の記憶も薄くなるので、

どうしても癖を抑え込んでいた意識が少なくなってしまうんですね。

 

その結果、再発してしまうわけです。

勿論、一旦良くなっているので、治るのは早いのですが、

それくらい癖を抜くというのは難しいのをご理解ください。

4.総括

まずは、不調を抱えている場合は、

整体などに行ってケアをするのがお勧めです。

 

一番の理由は、あなたの問題点が明確になるからです。

色々なサイトを調べても、結局は腰痛の、

ごく一部なので、合わないことの方が多いです。

 

重要なのは、あなたに合った対策です。

それには自己判断で決めるのは無理です。

お早めに体のケアをするようにしてくださいね。

5.お問合せ

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お電話

☎:070-9010-6258

※施術中で

出られないことが多いです

手が空き次第

折り返し連絡します。

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6.関連リンク

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電話

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