・性別
女性
・年齢
60歳代
・職業
自営業
・来店きっかけ
チラシ
・運動習慣など
姿勢
・飲酒
なし
今まで元気だったため、症状が出たことへのショックが強い。
足の痺れ、腰の痛みが体験したことない症状のため、
自殺を考えるレベルで症状が重く出ているとのこと。
非常に反り腰が強く、腰椎すべり症のような状態になっている。
また、その他の問診では自律神経の乱れも強く、
動悸、不眠、頭痛、イライラ、焦燥感など、交感神経の症状が出ている。
今までが全く症状がなかったため、症状のストレスが非常に強い。
沈んだ表情で来院。
足の痺れをどうにかしてほしい、病院では手術を勧められたとのこと。
手術を勧められるくらい状態が悪い、と更にショックになっている。
しかし、検査、施術の中ではまだまだ手術を受けないレベルまではなっていない。
施術をする中で、足の痺れが軽減していき、本人も治る希望が見えた。
姿勢が非常に悪く、反り腰が強い。
また、ご本人としては、それが良い姿勢だと思っていたとのこと。
正しい姿勢を指導、良い姿勢で立つと足の痺れが軽減することを実感。
維持できるようにコツを伝える。
また、自律神経症状に対しては、カフェインを押さえるように指導。
コーヒー、コーラ、お茶などをストレスのない範囲で減らすように伝える。
1週間後に再来院。
足の痺れは終わった後は少し弱くなっていたが、2日ほどで戻った。
姿勢やそこまでの生活を問診、悪くなった理由を説明。
反り腰になっているため、お腹の筋肉が非常に固い。
それが緩めば足の痺れも腰の痛みもなくなると伝えると、納得。
最後の姿勢指導では、良好な姿勢に、向かっているものの、
姿勢指導後の帰り際では以前の姿勢に戻っている。
コルセット使用を提案、コルセット購入。
使い方をお伝えして、終了。
1週間後来院。
良い姿勢を取ると、足の痺れ、腰痛が弱くなるのを実感。
足に血が流れている感覚があり、楽になっているとのこと。
自律神経の症状に関しては、カフェインを抜き始めてから、
症状が出るのは2日に1回程度になり、今週は3日だけ出た。
今まで不眠薬を飲んでいたが、今週は飲まずに済んだとのこと。
今回は自律神経症状に対するストレッチを指導。
また、姿勢の確認をし、本日終了。
少し忙しかったとのことで、10日後に来院。
腰、足の状態は良好で、痺れの範囲はつま先だけになった。
今はどうきの方が気になっている。
背中や肩甲骨周囲の緊張が強く、その影響で自律神経系の症状が出ている。
伝えたストレッチをすると少し楽になるとのこと。
猫背が強い状態なので、猫背改善のストレッチを指導。
また、水分量を毎日2リットル飲むように伝えた。
1週間後。
痺れはほぼほぼなくなっている。
痺れが出ても、姿勢を治せば良くなるのが理解できたため、
自分で改善することが出来るようになったとのこと。
今の主訴は背中だが、そこまできつくはない。
まだ猫背が強いため、背中、肩甲骨、お腹を重点的に施術。
今までは興奮気味だったが、自律神経が落ち着いてきたため、
施術中は寝ていることも増えてきている。
引き続き猫背改善のストレッチを指導。
また、反り腰が戻ってきているので、再度立ち方を指導。
1週間後。
昨日、孫が来て料理を頑張って肩こりが強い。
自律神経症状はなく、姿勢を気を付けられれば腰痛、足の痺れは出なくなった。
元々肩こりがあり、肩は鍼灸院で治療していたとのこと。
肩はそちらに任せていたが、本日は症状が強いとのことだったので、肩の施術。
猫背になると肩こりが強くなる理由を説明、猫背のストレッチを再指導。
1か月後。
自律神経、腰が良くなったので、肩こりの改善のために整形外科に行ってたとのこと。
当院のことは自律神経、痺れの専門で肩こりは専門外だと思っていた。
今は肩こりよりも肩の痛みが気になっているとのこと。
病院で肩こり体操を教えてもらったとのことで、どんなものか質問。
全て悪影響のものだったので中止。
痛みが出る時は運動は絶対にやらないように指導。
肩は強い炎症が起きているので、極力使わないように。
安静にすることと、回復を高めるために水を飲むことを指導。
1週間後来院。
今までどんどん強くなっていた肩の痛みが、
運動を辞めたのに弱くなってきて驚いている。
少し耳鳴りが気になる。
炎症は減っているものの、まだ強い。
固めて居た状態で無理やり動かしていたため、炎症が強くなった。
耳鳴りは肩から首につながる筋肉の緊張が強いせいで出ている。
猫背、ストレートネックが悪化しているので、痛みがなくなるまで運動は中止。
姿勢だけ気を付けるように指導。
1週間後。
肩の痛みもだいぶ収まってきている。
本日から耳鳴りの治療をメインに開始。
耳鳴り改善のためにはストレートネック改善が、
ストレートネック改善には猫背改善が必要と指導。
ストレートネックだけは急には治せないと伝えると、納得。
肩の痛みが減ってきたため、猫背のセルフケアを指導。
1週間後。
前回終了後、耳鳴りは殆ど変わらず、昨日症状が最も強かったとのこと。
前回終了時には耳鳴りを治す土台の治療をしていたと説明、納得。
悪化原因の究明、姿勢による影響だとわかった。
施術後の姿勢は綺麗になっているものの、
気を抜いて帰る時に姿勢が崩れているのを発見。
姿勢指導を再度実施。
姿勢が良くなることで、耳鳴りの強さが変わっていることを理解。
施術は飽くまでも良い姿勢を取るためのものだと説明。納得。
次まで良い姿勢を維持できれば、耳鳴りはどんどん軽減できると説明した。