・性別
女性
・年齢
中学2年生
・部活
バレーボール部
・来店きっかけ
HP
・運動習慣など
部活、ストレッチ、筋トレ
・飲酒
なし
☆自律神経系の症状
・睡眠が悪い
寝つきは良いものの、悪夢を見て夜中に目が覚める。
疲れているはずだが、あまり眠れず、
休日も部活があるため、睡眠時間が慢性的に不足している
・疲労
部活が週6回あるとのことで、毎日疲れている。
1年生の時は同じ環境でも疲れが残っていなかったが、
今は常に疲労を感じており、授業にも集中できない
☆身体系の症状
・腰痛
始めは部活中だけだったが、今は慢性的に痛みがある。
特に仰向けで寝ると腰が痛く、朝起きた時にも痛みがある。
接骨院やマッサージにも行ったが、殆ど変わらなかった。
・膝痛
膝のお皿周りに痛みがある。
特にジャンプした時が最悪。
スポーツ整体にも行ったが、ストレッチを教えてくれたものの、
痛みは殆ど変わらない。
・足首の痛み
長時間歩くことができず、部活中も我慢している。
こちらもスポーツ整体でストレッチや筋トレを教わったものの、
痛みは殆ど変わるくことがない。
・外反母趾
小学生の時から変形し始め、
今はサポーターを付けていないと痛みがある。
何もしていない時でもジワジワ痛みが出るとのこと。
☆自律神経系の症状
・睡眠が悪い
・疲労
睡眠が悪い影響で、身体が回復できず、疲労が取れない。
部活の練習がきつくなったからと思っているそうだが、
1年生の時から大幅にきつくなったわけではないとのこと。
しっかりと自律神経を整え、睡眠を改善することで、
疲労もなくして行けると考える。
☆身体系の症状
・腰痛
反り腰が強くなり、寝た時も腰が浮いている。
その影響で、寝ている間も筋肉が休まず、ブリッジのようになっているため、
朝にも痛みが出ている様子。
お腹側の筋肉の問題と考えられるが、今までお腹の治療はしたことない。
・膝痛
太ももの筋肉の固さが問題。
バレーボールの性質上、太もも、膝への負担はどうしようもないが、
日常の過ごし方や、睡眠を改善することで、
部活中以外の負担を無くせば、痛みを減らせると考える。
・足首の痛み
反り腰になっていることで、足首が詰まっている。
ストレッチや筋トレをしているとのことだが、
効果がないので、姿勢から治し、歩く姿勢も治していく。
・外反母趾
バレーボールの性質上、どうしてもつま先に体重がかかることが多い。
変形自体を治すのは難しいが、痛みは減らせる。
変形したうえにそこに負担がかかると痛みが出るので、
競技中以外の負担を減らすことで痛みの予防をはかる。
主訴は不眠、疲労だが、腰などの痛みも
一緒に治療していくように伝えると喜ばれた。
それでも、まずは自律神経を整え、疲労を抜くことが第一優先。
現在している筋トレ、ストレッチなどは、
していても特に改善してないとのことなので、全て中止してもらう。
暑かった期間は水分摂取もしていたようだが、
秋の今は水分量が減っているとのことなので、
毎日2L飲むことを意識してもらう。
反り腰が非常に強く、日常的につま先に体重がかかっている。
まずはその姿勢を治していくのが大切。
また、猫背、巻き肩を心配していたので、
全くないことを伝え、胸を張るのを中止してもらう。
猫背、巻き肩を逆に意識し、反り腰を治す方法を伝える。
3日後、来院。
まだ若いためか、3日間よく眠れたとのこと。
疲労も一緒に減っているようだが、
日中にだるさがあり、夜に早く眠気がくる。
その結果、睡眠時間が伸びたとのこと。
疲労回復のための眠気なので、沢山寝てもらう。
姿勢は意識しているようだが、問診中にも肩を引く癖がみられた。
寝起きの腰痛は減っているようだが、その他はまだ気になる。
まだ疲労を軽減させるのが優先なので、痛みの改善は後回し。
3日後、来院。
睡眠はほぼ治り、悪夢を見たり、途中で目が覚めることもなくなった。
部活後は疲労があるものの、朝起きた時にはあまり気にならない。
練習試合などで一日ハードな状態が続いた時は、夜食事を取る前に寝てしまった。
自律神経が整い、回復力が上がってきている。
肩を引く癖は本日は一切見られなかった。
ただ、母親と会話中など、こちらの意識が本人に行ってない時、
反り腰で立っていることがある。
朝起きた時の腰痛はほぼなくなっているが、
走る、跳ぶなど部活中は気になるとのこと。
1週間後、来院。
疲労、不眠はほぼ気にならない。
今日から痛みの治療をメインに行っていく。
一番の問題は反り腰。
自律神経の治療と一緒に、反り腰の治療は行ってきたものの、
腹筋(腸腰筋)が固く、やはり反り腰になりやすい。
また、練習の日数が重なると、固さが悪化し、
余計に腰痛が出やすい状態になる。
腸腰筋を緩め、再度立ち方の確認。
また、競技中の癖として、腹筋の力が抜け、
反り腰になりやすいため、部活中も気を付けるように注意
1週間後、来院。
不眠、睡眠は問題ない。
身体の痛みも減ってきており、
ジャンプ時に膝、腰が気になるものの、
足首、外反母趾は安定しているとのこと。
引き続き、お腹を緩める。
以前教わったストレッチをした方が良いか?
とのことで、動作を確認したところ、
腰痛を助長させるストレッチだったため、しない方が良いと指導。
1週間後、来院。
数日前に大会があり、そこから痛みが続いているようだが、
そこまでは症状がなく安定していたとのこと。
通常の練習程度で、強い負担がかからなければ、
症状が出なくなってきている。
痛みの出方が特定の時に絞られてきており、
痛みの程度も減ってきている。
状態が良くなっているので、セルフケアを入れていく。
セルフでの腸腰筋のマッサージを指導し、予防をはかる。
1週間後、来院。
症状が出た日はなかったとのこと。
特に今は睡眠も問題なく、疲労も残っていない。
以前よりも痛みがない分、全力で部活が出来るようになったとのことで、
非常に喜ばれている。
状態が良いので、期間を開ける。
10日後、来院。
特に症状はなく、安定している。
しいて言えば、部活が休みの日の次の日にだるさがあるとのこと。
部活がないと水分摂取が減ると考えられるので、
水分摂取に気を付けるように指導。
10日後、来院。
特に症状はなく、安定している。
状態が良いので、次回2週間後
2週間後、来院。
2週間問題なく過ごせた。
ただ、症状がない分、姿勢が崩れていたので、
再度立ち方に気を付けるよう、指導。