皆さんが良く背中という場所は、肩甲骨周りであることが多いです。
背中というと、もう少し下を指すほうが分かりやすいので、このページでは肩甲骨周りの症状を掘り下げます。
では、どんな症状が当てはまるのでしょうか。
デスクワーク中にみぞおちの真裏あたりが痛くなったり、凝ってしまうのはこの症状に当てはまると思ってください。
肩甲骨は腕から連動している骨です。
これの動きが悪くなれば腕の動きが悪くなったり、手が麻痺したりと、様々な症状が起きます。
肩こりも勿論つながっておきますので、動きが悪ければ腕に対して様々な症状が起きると思ってください。
だからこそ、肩甲骨のストレッチなどが最近はよく聞かれるわけですね。
肩甲骨は、猫背で丸まる背骨の左右についています。
胸側で考えると、鎖骨の下から溝織までの範囲ですね。
そして、凝りや痛みを感じるのは、その肩甲骨と背骨の間にある筋肉達が原因になることが多いです。
少ないケースでは、肩甲骨の上を跨いでいる筋肉が原因になる場合もありますので、それは後述します。
肩甲骨の間には、肩甲骨を寄せる筋肉があります。
この筋肉は、繊細な動きをする腕を、ある程度固定して動きやすくするために働きます。
少しわかりにくいですね。
とりあえず、ここでは「腕を動かすには肩甲骨が自由に動きながら、腕を動きやすい位置に固定する必要がある」という認識をしてください。
そのため、この筋肉はデスクワークや手作業などが続くと、ずっと働くため、コリが生じます。
そして、それを続けていくと。固くなり過ぎで痛みなどが生じるようになるのです。
肩甲骨を跨ぐ筋肉に関しては、上記とは逆で腕を良く動かす場合に起こります。
肩甲骨は上記とは逆に、固定されると腕の動きが出にくくなります。
デスクワークでは腕が自由に動き過ぎると困るので固定するわけですね。
そのため、逆にたくさん動かすには、肩甲骨周りの筋肉を沢山稼働させる必要が出てきてしまうのです。
なので、腕を大きく動かして大きなものを作る方などは、肩甲骨を跨いだような痛みが出るのです。
基本的には、他の筋肉と同じく、使い過ぎによるものです。
肩甲骨の間であれば、肩甲骨を固定しすぎですし、肩甲骨を跨いでいるのであれば、腕を使い過ぎです。
勿論、両方共お仕事などの関係上仕方ない場合も多いです。
しかし、同じ仕事でも症状の出ない方もいますよね?
この症状が出るか出ないかは、姿勢や身体の使い方による影響が非常に多いです。
毎日長時間同じ姿勢が続く方や、長時間腕を大きく使い続ける方であれば、定期的なケアが必要です。
しかし、殆どの方は姿勢を気を付けることで改善していきます。
同じところで働いている方で、同じ症状がなければ姿勢のせいだと思ってください。
逆に、同じところで働いているにも関わらず、同じ症状が出ていないのであれば、負担よりも姿勢の悪さのせいだと思ってください。
基本的には良い姿勢を取り、自律神経を整えて。筋肉を柔らかくすれば改善していきます。
勿論、先に書いた通り、マッサージやストレッチでも改善は見込めますが、根本原因が取れていないので、すぐに戻ると思ってください。
特に揉み解しなどで施術を受け、すぐに戻るという方が多いですが、そういう場合には逆に筋肉を押し固めている可能性があります。
勿論、ほぐれているものの、姿勢などが悪いせいでまた固まっている可能性もあります。
そのため、強いマッサージなどではなく、必要最低限の刺激で柔らかくなる刺激のほうが改善しやすいです。
結局は、悪さをしている自律神経と筋肉を整え、姿勢を気を付けていくしかないのです。
上記の通り、筋肉を固めないことと、姿勢を改善させることです。
そして何より、自律神経を良い状態に維持することが大切です。
セルフケアとしては、首回りや、肩甲骨周りの筋肉をストレッチすることが大切です。
よくマッサージ棒などでしている方もいますが、そういう方の場合には強く圧し過ぎて筋肉を固める場合もあります。
そう考えると、やはりストレッチ程度の刺激のほうが効果を出しやすいです。
ストレッチも、痛いほどは絶対にしないでください。
少し突っ張るくらいで、気持ちの良い程度がベストです。
ただ、あまりに難い状態で行っても効果は低いので、ベストでいえば最初ある程度筋肉が緩むまでは施術を受けるのがベストです。
人によって原因は様々あります。
上記に書いた以外にも問題を引き起こしているものは様々です。
当院の施術、説明、セルフケア、予防はオーダーメイドで提供させていただいています。
その方にあったものを提供させて頂いてますので、まずは一度お越しください。
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